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環境地球化学
042-B-343
担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
大野 剛 准教授
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2 |
3 |
第1学期 |
火 |
2 |
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元素の起源から太陽系の誕生を経て、現在に至る時間スケールと、地球のコア、マントル、地殻から大気・水圏を含む表層までの全地球的空間スケールの中、環境地球化学が扱うテーマは極めて幅広い。ここでは、地球上における種々の物質の挙動とその支配原理の解明をめざす地球化学の全体像を解説する。また、有害元素や放射性物質による環境汚染の問題についても元素の環境中での挙動に注目し紹介する。
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地球46億年の時間スケールと、地球のコアから表層大気までの全地球的空間スケールでの元素の挙動パターンとその支配原理を理解することをめざす。
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1 |
宇宙の成り立ちと元素の起源 |
2 |
放射年代測定法 |
3 |
太陽系の化学 |
4 |
地球内部の構造と組成 |
5 |
安定同位体地球化学 |
6 |
地球環境の変遷 |
7 |
環境変動と生命の進化 |
8 |
理解度の確認 |
9 |
大気・海洋の地球化学 |
10 |
生物・有機物の地球化学 |
11 |
資源の地球化学 |
12 |
気候変動について |
13 |
有害元素による環境汚染 |
14 |
放射性物質による環境汚染 |
15 |
理解度の確認 |
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講義形式で行う。
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前回の講義内容を復習しておくこと。
- 第1学期(学期末試験):50%(講義の内容を理解できているか)
- 中間テスト:30%(講義の内容を理解できているか)
- レポート:10%(講義の内容を理解できているか)
- 平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):10%(出席状況)
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松久幸敬、赤木右『地球化学概説』(地球化学講座1)初版版、培風館、2005年、ISBN=9784563049010
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第1回目の授業に必ず出席のこと。