化学特別講義
042-B-341

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
草間 博之 教授・他
2 3 第2学期 3

授業概要

本講義では様々な化学分野の第一線で活躍される先生方を講師としてお招きして、オムニバス形式で1コマ90分の講義を行っていただきます。「将来どのような化学に携わりたいか?」という問いへのヒントを得てください。化学科以外の学生諸君の履修も歓迎します。

到達目標

産業界での化学の応用を知ると共に、化学の各分野における先端的研究などを知ることにより、自分の将来の進路を考える手がかりを得ることができるようになる。

授業計画

1 放射性廃棄物の処分について <飯田芳久(日本原子力研究開発機構)>
2 産業技術に資する分析化学 —手法開発から国際標準化まで— <上本道久(東京都立産業技術研究センター)>
3 自然な眠りを誘う睡眠薬ロゼレムはどうやって生まれたか? ~ 舞台裏で繰り広げられた創薬のドラマ ~ <内川治(武田薬品工業(株))>
4 分光技術を活用した美容・皮膚科学研究 <江川麻里子((株)資生堂)>
5 医療用創傷被覆材の化学 <櫛引俊宏(防衛医科大学校)>
6 放射壊変起源同位体を用いた固体地球の化学 <坂田周平(化学科)>
7 材料・部材メーカーにおける化学と技術者 ~ベンチャーから長寿企業まで~ <佐藤清(ニチアス(株))>
8 日本は海底資源大国になれるか <遠山知亜紀(海洋研究開発機構)>
9 研究成果の発信、共有と評価の新展開 <林和弘(科学技術・学術政策研究所)>
10 企業における研究 —創薬研究を中心に— <林亮司(東レ(株))>
11 がん治療薬の最前線:より精度の高いPrecision Medicineを目指して <増田万理(国立がん研究センター研究所)>
12 薬と毒の化学:生体に作用する有機分子 <宮川雅道(化学科)>
13 新しい元素化学の構築に向けて <持田邦夫(化学科)>
14 題目未定 <未定>
15 振り返り
講義の順序は入れ替わります。詳しくは、第1回目の授業で伝えます。

授業方法

毎回異なる教員や専門家によるオムニバス形式の講義。

準備学習

授業後に講義内容を要約し復習すること。

成績評価の方法

レポート:50%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):50%
毎回のレポートと出席状況を総合的に判断して成績を評価する。

教科書

各回の担当者が必要に応じて資料を配布する。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。