代数学1
043-B-611

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
小松 亨 講師 2 3~4 第1学期 2

授業概要

整数論に関するいくつかのテーマを題材に、これまで学んだ数学から現代数学を俯瞰する。

到達目標

代数学に関する研究成果を学ぶことで、論理的思考力、問題解決力を身に付ける。代数学に関する研究成果を理解できる。

授業計画

1 素数と3角形
2 3角形と複素数
3 ガウス整数と万華鏡整数
4 ガウス素数と万華鏡素数
5 ゼータ関数
6 平方剰余の相互法則
7 類体論
8 3大作図問題の内容
9 四則演算と平方根の作図
10 累乗根と根の公式
11 フェルマ素数
12 3大作図問題の不可能性
13 実数とp進数
14 ハッセの原理
15 到達度確認

授業方法

講義形式

準備学習

「代数入門」を復習しておくこと。講義中に挙げた演習問題を考えること(1時間)。

成績評価の方法

レポート:80%
小テスト:20%
基礎的内容の理解度に重点を置いて評価する。小テストの答案は返却し、授業内で解説を行う。

参考文献

加藤和也『数論への招待』(シュプリンガー数学クラブ)、丸善出版2012年、ISBN=9784621065198