解析学3
Functional analysis―
043-B-633

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
澤野 嘉宏 講師 2 3~4 第2学期 2

授業概要

関数解析の初歩について講義する。ルベーグ積分の知識は必要としないが、あるほうがよい。
位相空間論、線形代数の知識は仮定する。

到達目標

関数解析における基本的な用語を理解する。

授業計画

1 関数解析の導入
2 バナッハ空間の例
3 有界線形作用素の例
4 双対空間
5 ハーン・バナッハの定理
6 反射的なバナッハ空間
7 ヒルベルト空間、凸集合の性質
8 ヒルベルト空間、リースの表現定理
9 中間試験
10 ベールのカテゴリー定理
11 開写像定理
12 閉グラフ定理
13 一様有界性原理
14 理解度の確認
15 予備日
受講者と相談の結果、授業計画を変更する可能性がある。

授業方法

講義形式

準備学習

各回で与える練習問題を解いておくこと。(約30分)

成績評価の方法

第2学期(学年末試験):40%(試験の出来具合で評価)
中間テスト:30%(試験の出来具合で評価)
レポート:30%(中間試験の2週間前までに課した課題は中間試験の開始時に、期末試験までに課した残りの課題は期末試験の開始時に提出)
定義や基本的な例を理解しているか

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

ysawano@tmu.ac.jp
 
に連絡すること。