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分子細胞生物学3 生2年
044-A-206
担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
高島 明彦 教授
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2 |
2 |
第1学期 |
月 |
2 |
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細胞は様々な高濃度の蛋白質を含む水溶液を膜で包んだ生物の基本単位である。人間のような多細胞生物ではそれぞれの細胞が分化し特定の機能を持つことで個体として生命を維持している。この講義では生命体としての細胞機能維持、細胞間の情報伝達について細胞内分子の働きを論ずる。
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細胞の構造、機能について理解し細胞生物学の知識を深めることを目的とする。
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1 |
イントロダクション、細胞膜の構造 |
2 |
膜輸送の原理 |
3 |
イオンチャンネルと膜電位 |
4 |
神経細胞のイオンチャンネルとシグナル伝達 |
5 |
細胞小器官と蛋白質の選別 |
6 |
小胞輸送、分泌経路 |
7 |
エンドサイトーシス経路 |
8 |
細胞間シグナルの伝達 |
9 |
G蛋白共役型受容体、酵素共役型受容体 |
10 |
細胞骨格—中間径フィラメント、微小管 |
11 |
細胞骨格—アクチンフィラメント、筋収縮 |
12 |
細胞周期 |
13 |
アポトーシス |
14 |
理解度の確認 |
15 |
自主研究 |
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板書およびスライドを用いて講義を行う。
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授業内容のキーワードを下調べしておくと理解がスムースとなる(1時間)。また授業で解説したキーワードは日本語、英語を含めて確実に理解しておくこと(2時間)。
- 第1学期(学期末試験):90%
- 出席:10%
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アルバート他『essential細胞生物学』第3版、南江堂、2010年
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アルバート他『細胞の分子生物学』第5版、ニュートンプレス、2010年
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