神経科学
044-B-507

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
高島 明彦 教授 2 2~3 第2学期 2

授業概要

運動制御、記憶学習、摂食、情動などの脳機能について神経細胞の働き、シナプス結合とその可塑性、神経回路について分子レベルから解説を行う。授業の後半ではアルツハイマー病、精神疾患について最新の研究成果を解説する。

到達目標

脳の働きを理解し、私たちの身体・精神活動を担う仕組みを分子レベルで捉え、アルツハイマー病などの認知症発症機構、精神疾患の最新情報が理解できるようになる。

授業計画

1 イントロダクション、脳の働き
2 神経系の細胞の構造と機能
3 神経系の構造
4 神経伝達物質と薬物の作用
5 理解度の確認
6 視覚
7 聴覚、身体感覚、化学感覚
8 運動の制御
9 睡眠と生体リズム
10 情動
11 摂食行動
12 学習と記憶
13 シナプス可塑性
14 アルツハイマー病
15 理解度の確認

授業方法

板書およびスライドを用いて講義を行う。

準備学習

授業内容の項目についてWeb等でキーワードを下調べしておくと理解がスムースとなる(1時間)。

成績評価の方法

第2学期(学年末試験):90%
出席:10%

参考文献

カールソン『カールソン神経科学テキスト』第4版、丸善2013
カンデル『カンデル神経科学』第5版、メディカルサイエンスインターナショナル2014