植物分子生理学
044-B-606

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
清末 知宏 教授 2 3 第1学期 2

授業概要

植物ホルモン(オーキシン、アブシジン酸など)の合成・受容・シグナル伝達についての最近の知見といくつかの植物分野の最新の研究結果とを概説することで、分子レベル、細胞レベル、個体レベルでの植物の生理応答の理解と、植物科学の専門知識の習得を目的とする。

到達目標

植物ホルモン(オーキシンとアブシジン酸など)、細胞壁、雑種強勢、自家不和合性、寄生線虫、バイオテクノロジー、バイオリソースに関する専門知識の習得

授業計画

1 植物分子生理学入門
2 植物ホルモン(1) オーキシンの合成経路1
3 植物ホルモン(2) オーキシンの合成経路2
4 植物ホルモン(3) オーキシンの受容とシグナル伝達1
5 植物ホルモン(4) オーキシンの受容とシグナル伝達2
6 植物の細胞壁
7 植物の雑種強勢と自家不和合性
8 植物寄生線虫
9 植物のバイオテクノロジーとバイオリソース
10 植物ホルモン(5) アブシジン酸の合成経路1
11 植物ホルモン(6) アブシジン酸の合成経路2
12 植物ホルモン(7) アブシジン酸の受容とシグナル伝達1
13 植物ホルモン(8) アブシジン酸の受容とシグナル伝達2
14 総括
15 自主研究

授業方法

視聴覚教材(パワーポイント、DVD等)と印刷物を併用して授業を進める。授業内容の理解を深められるようにレポート課題を取り入れる。

準備学習

授業時に指示する

成績評価の方法

レポート:80%(論文読解能力、データ分析能力、記述の論理性、独創性
レポートに関する疑問点等はオフィスアワー等を利用して解説を行う。)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):20%(理解度、協調性、積極性)

履修上の注意

履修者数制限あり。

その他

生命科学科3年生で植物科学単位取得者のみとする。レポートは、授業の資料や参考書、文献、インターネットなどを利用して調べて、自分の言葉でまとめること。出典を明かさない引用や安易なコピー&ペーストは認めない。