海外研修Ⅱ
051-J-251

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
野崎 與志子 教授 1 2~3 第1学期 2

授業概要

海外研修を振り返り、その成果と研修プログラムを様々な視点から振り返り、客観的に評価をする。また、その経験と学びをこれからの社会研究及び将来のキャリアに結びつけて行く道筋を、各々の学生が考え、調べ、報告をすることで研修成果の価値を高める。海外研修報告レポートを作成するとともに、 チームに分かれて討論や発表を行うことにより、海外経験で身につけたチャレンジ精神、積極的な行動様式や態度の維持を図る。

到達目標

海外研修を振り返り、その学びと成果を様々な視点から振り返り、他のプログラムに参加した学生、これから研修に参加する学生と分かち合う。今後の社会科学分野での学習および将来のキャリアプランへの活かし方を考える。

授業計画

1 オリエンテーション:科目説明、課題説明、コースの予定説明など
授業の目的を含むシラバスの確認、課題の説明、コースの予定、活動内容の具体的説明など
<語学力の維持向上#1>
2 <語学力の維持向上#2>
英語能力試験 (CASEC、TOEFL ITP、その他)の結果・フィードバックを分析・自己評価
CASECテストスコアレポート理解、語学力の把握、今後のゴール設定および学習計画
3 <グループワーク:語学力及び多様性理解#1>
グループに分かれ、日本で生活する中で語学力及び多様性理解を維持し向上させて行くために、どのようなことが可能であるかを話し合う。
<ゲストスピーカー#1>(日程変更の可能性有り)
海外研修を多様性の理解および語学力の維持向上に結びつける機会として学習院大学で提供されているプログラムについて講師を招いて話を聞く
4 <グループワーク:語学力及び多様性理解#2>
日本で生活する中で語学力及び多様性理解を維持し向上させて行くために、どのようなことが可能であるかについて、グループとして発表する
5 <海外研修報告協働作業#1>
チームプレゼンテーション準備:説明・グループ分け・企画・スケジュール
同じプログラムに参加した学生、同じ国に参加した学生等、何らかの共通性をもとにチームに分かれる(4名程度)。発表の具体的な内容を決め、構成・項目等を相談し確認する。チームメンバーの役割分担を決める
6 <海外研修報告協働作業#2> 
チームプレゼンテーションの発表内容を議論し、整理し、組み立てる。各個人の分担部分について、原稿とパワーポイントを作成する
7 <ゲストスピーカー#2>(日程変更の可能性有り)
留学、海外経験、語学能力等をキャリアに活かしている社会人のゲスト講師の話を聞き、海外研修を社会科学の学修、あるいは将来のキャリア形成に結びつける
8 <海外研修報告協働作業#3>
チームプレゼンテーション準備:チームプレゼンテーションの原稿準備、パワーポイント作成及び仕上げ、リハーサル
9 <海外研修報告協働作業#4>
チームプレゼンテーション発表、8分程度のチームプレゼンテーション(英語)を行う。他のグループのプレゼンテーションを聴き、お互いに質問やフィードバックの機会を持つ
10 <ゲストスピーカー#3>(日程変更の可能性有り)
留学、海外経験、語学能力等をキャリアに活かしている社会人のゲスト講師の話を聞き、海外研修を社会科学の学修、あるいは将来のキャリア形成に結びつける
11 <自己分析、論理的思考、キャリア・プランニング#1>
海外研修を活かすための自己分析・長短所・価値観・将来の夢・ゴール設定
英語能力試験の結果、スピーチ、グループディスカッション、チームプレゼンテーションでの経験等をもとに、自己分析を使い、自分自身の海外研修及び事後活動を評価し、今後の大学における学習および卒業後のプランとの関連性についての考察をする2〜3分間プレゼンテーションの準備
12 <自己分析、論理的思考、キャリア・プランニング#2>
2〜3分間プレゼンテーションの準備及び練習
13 <ゲストスピーカー#4>(日程変更の可能性有り)
留学、海外経験、語学能力等をキャリアに活かしている社会人のゲスト講師の話を聞き、海外研修を社会科学の学修、あるいは将来のキャリア形成に結びつける
14 <自己分析、論理的思考、キャリア・プランニング#3>
2〜3分間プレゼンテーション及び Q+A セッション
冬季休業中の英語体験報告
15 総括:学期を通しての学びの振り返りと確認
ゲストスピーカーの都合によるスケジュール変更の可能性有り。各自、パソコンを授業に持ってくること。

授業方法

講義、発表、ディスカッション、グループワーク

準備学習

毎回、事前にその授業の主旨を理解し、最低でも1時間程度は情報収集などを含む課題に取り組むことが必要

成績評価の方法

レポート:45%(提出課題(ゲストレクチャーの感想およびコメント、プレゼンテーション準備等のMoodleへのポスト))
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):25%(One-minute paper、クラスアクティビティーへの参加と貢献、グループ作業への貢献)
プレゼンテーション:30%(語学力多様性理解の維持向上プラン(グループプレゼンテーション)10%
海外研修報告(チームプレゼンテーション)10%
最終課題スピーチ(個人)10%
最終課題についてはMoodle上でクラスサマリーを公表する。その他の活動に対するフィードバックは授業時に適宜行う。)
毎回の授業にきちんと出席し、活動に積極的に参加し、クラスやチームに貢献すること。課題を期日までに指示に従って提出すること。

その他

ゲストスピーカーのレクチャーに出席し、質問し、各自のキャリア形成と結びつけた感想をまとめること。提出課題及び平常点(クラス参加、グループ作業の成果等)の比重が大きいので、週ごとの課題に真面目に取り組む事が重要である。プレゼンテーション(チーム及び個人)の能力を向上させる努力をしてほしい。