グローバル経済論
051-A-110

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
伊藤 元重 教授 2 1 第1学期 3

授業概要

この授業ではグローバル経済について、実例を中心に解説するとともに、その学習を通じて国際経済学の考え方にも触れてもらう。具体的には、貿易や投資のメカニズム、為替レートの変動、企業の国際活動、通商交渉、地球環境問題、経常収支の動きなどについて言及する。日本経済の日々の動きがいかにグローバル経済とつながっているかについても論じる。

到達目標

グローバル経済の基本的な見方を習得すると同時に経済学的な考え方に触れる。

授業計画

1 序論 グローバル経済でいま起きていること
2 為替レートをめぐる動き
3 通貨制度を理解する  
4 景気の国際的波及
5 国際収支とは
6 保護主義と自由貿易主義
7 通商制度と日本経済
8 経済連携協定の動き
9 企業のグローバル活動
10 アジア経済
11 欧州経済
12 途上国経済
13 グローバル経済の中での日本の課題(1):貿易や投資に関して
14 グローバル経済の中での日本の課題(2):マクロ経済政策と国際金融に関して
15 まとめ
授業のはじめに各回のもう少し詳しい内容を提示する。

授業方法

講義形式

準備学習

毎週教科書を丁寧に読んでくること(各講義について1時間程度)。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):50%
小テスト:50%(複数回、短時間の小テストを行う予定。)
教科書と授業の内容を理解していることを確認する試験を行う。
moodleとメールを利用してフィードバックを行う。

教科書

伊藤元重『どうなる世界経済 入門国際経済学』、光文社新書2016年、ISBN=9784334039516