簿記
簿記について学び企業活動を理解する―
051-A-114

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
板橋 雄大 講師 2 1 第2学期 3

授業概要

複式簿記は、企業の経済活動(取引)を二面からとらえて記録・計算することにより、企業の財政状態と経営成績を明らかにするしくみである。複式簿記は、今日では広く普及して世界中で用いられており、それに関する知識は、会計学関連科目の基礎となるばかりでなく、経営学や経済学の学習にとっても必要である。この授業では、複式簿記の基本的なしくみを、初心者を対象として段階的にわかりやすく説明する。

到達目標

簿記の基礎概念、仕訳、および簿記一巡の手続きの理解を目標とする。

授業計画

1 簿記の意義および学び方
2 企業の財務状態と貸借対照表
3 企業の経営成績と損益計算書
4 取引と勘定(1)取引の例
5 取引と勘定(2)勘定の例
6 仕訳と転記(1)仕訳
7 仕訳と転記(2)転記
8 試算表と精算表(1)試算表
9 試算表と精算表(2)精算表
10 決算(1)決算修正
11 決算(2)決算
12 練習問題
13 復習回
14 理解度の確認
15 総括

授業方法

講義の理解を深め簿記の実力を養うために、随時、記帳や計算の演習を行う。

準備学習

毎回の授業での講義内容や記帳および演習問題は、前回の講義内容を理解していることを前提として進める。したがって、授業後は必ず演習問題を活用しながら復習(2時間程度)することが必要である。また、講義の前には、事前にアップロードされるレジュメを活用し、予習(1時間程度)行うことが必要である。

成績評価の方法

レポート:25%
小テスト:50%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):25%
中間テストやレポートについて授業中解説を行う。

教科書

滝澤ななみ『スッキリわかる 日商簿記3級 第7版 [テキスト 問題集] 』((スッキリわかるシリーズ) )第7版、TAC出版2016年、ISBN=4813264913

参考文献

初回の授業に指定する。

履修上の注意

履修者数制限あり。(120名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

講義中には適宜指名して、問題に解答してもらいます。毎回ほぼ全員が当たるようになっています。一度受けた授業内容はきちんと復習しておかないと解答できません。まじめに予習と復習を行い、きちんと授業を受講できる学生のみ受講してください。