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教育心理学A
091-E-003
担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
伊藤 忠弘 教授
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2 |
1~4 |
第2学期 |
木 |
5 |
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大学生は「教える」という行為を、これまで「教えられる(学ぶ)」という視点から眺めることは多かった。しかし同時に、アルバイト先やサークル、部活動で「教える」こともまた頻繁に経験しているだろう。実際に教師という職に就かなくても、職場や家庭で「教える」ことに携わることは必ずあると言ってよい。この講義では、教える側の視点と教えられる(学ぶ)側の視点を行き来しながら、「教える」「学ぶ」という過程を心理学的に理解することを目指す。
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「教える」ことと「学ぶ」ことにとって必要な知識を習得する。
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1 |
教育心理学の考え方 |
2 |
学びの場とその移行 |
3 |
意欲と動機づけ |
4 |
理解とその仕組み |
5 |
概念と認識の発達 |
6 |
主体的な学習を支える授業 |
7 |
個に応じた学習の支援 |
8 |
児童・生徒の仲間関係 |
9 |
学級集団と教師と子どもの関係 |
10 |
学習と適応の評価 |
11 |
教師の成長 |
12 |
子どもの適応の理解 |
13 |
障害のある生徒の心身の発達及び学習の過程 |
14 |
子どもをめぐる社会的支援 |
15 |
総括 |
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講義形式
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各回の授業内容について教科書をもとに回答する予習課題を提出する(約30分)。さらに授業の内容に関する復習課題を提出する(約30分)。いずれもG-portより提出の予定。
- 第2学期(学年末試験):50%(授業内容に理解度を確認する)
- レポート:50%(予習課題と復習課題の提出を求める)
- 復習課題については、典型的な回答を授業時間中にフィードバックして紹介する。
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鎌原雅彦・竹綱誠一郎『やさしい教育心理学(第4版)』(有斐閣アルマ)第4版、有斐閣、2015年、ISBN=9784641220591
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第1回目の授業に必ず出席のこと。