公民科教育法Ⅱ 
091-E-106

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
竹下 孝 講師 2 2~4 第2学期 5

授業概要

公民科教育の各分野における「参加型学習」を受講者に実際に実践してもらいながら、公民科における参加型学習の意義や各科目・領域の特質を理解してもらう。

到達目標

公民科における「参加型学習」の意義や諸科目・領域の特質を理解し、また授業案を構成し実践・反省するために不可欠な「授業づくりの技法」や「授業を批評する力」を身につけることができる。

授業計画

1 イントロダクション
2 公民科における参加型学習の意義と技法
3 法教育とは(1):「模擬裁判」を通じて考える
4 法教育とは(2):「交渉ゲーム」を通じて考える
5 政治教育とは(1):「模擬投票」を通じて考える
6 政治教育とは(2):「ロビイング」を通じて考える
7 政治教育とは(3):「政策合意形成ゲーム」を通じて考える
8 経済教育とは(1):「株式学習ゲーム」を通じて考える
9 経済教育とは(2):「貿易ゲーム」を通じて考える
10 倫理教育とは(1):思想史における参加型学習の可能性を考える
11 倫理教育とは(2):生命倫理教育における参加型学習を考える
12 倫理教育とは(3):異文化理解教育における参加型学習を考える
13 倫理教育とは(4):環境倫理教育における参加型学習を考える
14 授業の総括
15 振り返り
なお、授業内容はあくまで「予定」であり、受講者数等を踏まえ大きく変更する可能性もあります(初回授業時にあらためて授業内容をお知らせします)。

授業方法

各グループによる参加型学習の実践、それについての受講者の討議(グループワーク)により構成します。

準備学習

各グループでの模擬授業案の作成、他のグループの実践への批評(約1時間)。

成績評価の方法

レポート:30%(自らのグループの模擬授業やそれに対する批評を踏まえたうえで、課題に対して適切に考えを述べられたか。)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):70%(模擬授業への取り組み、毎回の小レポート、その他グループワークへの参加の積極性)

教科書

教科書はありません。

参考文献

「学習指導要領」「学習指導要領解説」を適宜参照します。その他の参考文献は、授業時に適宜紹介します。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

グループ作りをするので、一回目の授業は必ず参加してください。