職業指導科教育法Ⅰ 
進路選択と職業能力の開発、育成について―
091-E-129

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
沼口 博 講師 2 2~4 第1学期 1

授業概要

若者のニートやフリーターの増加や大卒者の就職率の低下等の現象の社会的背景を探り、またこうした問題の解決のための対策などについて資料等をもとに考察する。今日の労働市場における雇用問題、特に若者を対象とした進路指導、職業選択が抱える課題という視点から検討する。また、職業・進路指導に関する歴史と理論について概観しながら、今日の職業・進路指導、特に学校における職業・進路指導(キャリア・ガイダンス)の問題点や課題などを明らかにしていく。

到達目標

学校における職業指導、進路指導の問題点と、職業能力の開発、育成に何が必要なのか理解し、必要と思われる基本的認識を形成することができるようになる。

授業計画

1 岐路に立つ若者の職業・進路選択の現状1(職業・進路選択の変化)
2 岐路に立つ若者の職業・進路選択の現状2(7・5・3現象とフリーター・ニートの増加)
3 職業・進路指導の意味を問い直す1(歴史の始まり)
4 職業・進路指導の意味を問い直す2(その発展)
5 職業・進路指導の意味を問い直す3(今日の到達点)
6 職業・進路指導の理論1(マッチング理論ほか)
7 職業・進路指導の理論2(職業的発達論ほか)
8 学校における職業・進路指導の実際1(知能検査、適性検査の導入)
9 学校における職業・進路指導の実際2(職業的発達の理論など)
10 学校における職業・進路指導の実際3(職業的自我の形成など)
11 諸資格と職業について1(各種資格とその性格)
12 諸資格と職業について2(資格と学歴)
13 日本における職業教育・訓練の特徴(課題と展望)
14 欧米における職業教育・訓練の特徴(課題と展望)
15 グループ発表・まとめ
配布資料をもとに授業を行う。配布した資料は毎回持参して欲しい。

授業方法

学期末にグループ別によるプレゼンテーション(グループで決めたテーマに従って)を行うので、グループで与えられた課題について積極的な取り組みを期待したい。

準備学習

配布資料などを事前に目を通して理解しておくこと。また紹介した参考文献などには目を通しておくこと。

成績評価の方法

小テスト:20%(学期中に小テストを課す。その成績を考慮する。)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):20%(出席および授業への参加度(発言やチームへの貢献度など)を考慮する。)
レポートを課す(課題は学期末に発表する):60%(課題を的確に把握したレポートになっていること。)
出席状況と小テスト(20%)および授業への参加度を考慮(20%)した上で、レポートの課題に対する対応の的確性(60%)を判断の根拠として評価する

参考文献

授業時に指示する。

その他

資料や文献などについては授業の中で適宜紹介する。またこの授業ではグループを編成し協同で資料を読んだり、プレゼンテーションの準備や実施するので積極的に取り組んで欲しい。連絡方法については最初の授業の際に案内する。