理科教育法Ⅲ 
091-E-135

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
早乙女 薫 講師 2 2~4 第2学期 2

授業概要

「わくわく楽しい授業」、「すっきりよくわかる授業」ができる授業者を目指す。
そのためには、教える側がわくわくしていること、自分ですっきりした本質的な理科の内容をつかんでいることが大切。そういう授業者を目指す工夫を、模擬授業・実習等を通して一緒に考えていく。

到達目標

楽しくよく分かる授業とはどういうものか、自分なりに考えをもてるようになり、具体的な授業の工夫を自ら作り上げる見通しをもてるようになる。

授業計画

1 学びとは:「なぜ勉強するの?」について考える
  私はこう考える、哲学者はこう言っている
2 学びとは:「何を学ぶ(教える)の?」「どうやって学ぶ(教える)の?」学習指導要領ではどう言っている?
3 授業の中身について考える:「わかる授業」って何?
  わかる・わからない・わかろう・わかれ! 
4 授業の中身について考える:「わかる授業」って何?
  私ならこうする 模擬授業①
5 授業の方法について考える:「おもしろい授業」って何?
  アクティブラーニング
6 授業の方法について考える:「おもしろい授業」って何?
  私ならこうする 模擬授業②
7 授業の方法について考える:「おもしろい授業」って何?
  教室の外へ出てみる
8 授業の方法について考える:「おもしろい授業」って何?
  動画を作ってみる
9 授業の方法について考える:「おもしろい授業」って何?
  音楽やダンスを使ってみる
10 授業の方法について考える:「おもしろい授業」って何?
  プログラミングやゲームを使ってみる
11 授業の方法について考える:楽しくて深い「試験問題」を工夫してみる
12 生物実習:生きものを解剖して、食べる。
13 授業の工夫のプレゼン① 
14 授業の工夫のプレゼン②
15 授業の工夫のプレゼン③
上記シラバスは予定なので、順番や内容が変わることがあります。

授業方法

講義、実験、構内植物観察、プレゼン

準備学習

課題を出すことがあるが、指示に従いメールで事前に送ること

成績評価の方法

平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):50%(理由のない欠席、遅刻は望ましくない)
レポートと最後の課題:50%(このうち独創性と努力度が半々)
出席数が足りない場合は単位不認定となる。特に4年生で土曜日の就活関連の参加可能性がある場合は、まず通常その他の件で安易に欠席しないように十分注意しておくことを薦める。

教科書

『学習指導要領

その他

楽しく活発な授業にしましょう。