数学科教育法Ⅰ 
091-E-137

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
高城 彰吾 講師 2 2~4 第1学期 5

授業概要

主に中学校での数学の授業の内容と方法を検討し、より効果的な学習指導に求められる考え方、知識を論ずる。学ぶ立場と教える立場の双方から授業を捉えることを通して、教育実習に向かう態度と技術を準備する。

到達目標

中学校の学習内容について理解を深める方法を身につけたうえで、授業構成を考えることができるようになること。

授業計画

1 ガイダンス。この授業の問題意識。(必ず出席のこと)
2 学習指導要領について。
3 授業の構成要素と教材について。
4 発表演習と意見交換(1)
5 発表演習と意見交換(2)
6 発表演習と意見交換(3)
7 発表演習と意見交換(4)
8 前半のまとめとふりかえり
9 発表演習と意見交換(5)
10 発表演習と意見交換(6)
11 発表演習と意見交換(7)
12 発表演習と意見交換(8)
13 学習指導案について。
14 学習指導要領の変遷
15 まとめとふりかえり
以上は、進行状況により変更もありうる。授業を行う際に必要な知識・考え方を論じる中で、実際面での生徒個々に応じた発問の工夫にもふれたい。教師には、自分が生徒として学習したときよりも授業内容・方法についての多面的な理解と、生徒の立場での受けとめ方への配慮の双方が求められる。今現在受けている専門数学の授業での経験の活かし方も考えていく。

授業方法

発表形式を中心に講義も交える。意見交換では学生の積極的な参加・発言を基に、よりよい授業をともに考えたい。

準備学習

割り当てられた発表の準備と事後レポート作成。発表は内容についての質問を想定して準備すること。

成績評価の方法

第1学期(学期末試験):30%(授業の内容と習得事項の確認)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):25%(出席、他の人の発表への参加)
発表およびレポート:45%(発表演習のまとめレポートその他)
レポート、発表および他の人の発表への参加を重視する。

教科書

文部科学省『中学校学習指導要領解説数学編』、教育出版2008
他、教室にて指示。

参考文献

適宜紹介する。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。