教育方法・技術D 
091-E-008

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
森 良 講師 2 2~4 集中(通年)

授業概要

理科、社会をはじめとした各教科横断的な授業コンテンツ形成の仕方と、教育の方法の重要な一つである体験学習法・アクティブラーニングについて、理論と実践の両方から習得する。環境教育を例に取り、フィールドワークで授業の題材を探し、グループワークで体験学習の授業案をつくり、模擬授業を実習し、相互に評価、提案、アドバイスしあう。

到達目標

・体験学習の授業をつくれる
・体験学習のファシリテーションができる
・教科横断的な授業コンテンツがつくれる

授業計画

1 オリエンテーション
2 自ら学ぶ(環境教育の方法論)
3 なにを教える(環境教育の基本概念)
4 体験学習法を体験する
5 4つの教育、1つの教育(開発教育、人権教育、平和教育、環境教育とESD)
6 アクションリサーチ法を体験する
7 プロジェクトチームの編成
8 パワーポイントを取り入れた体験学習の授業案づくりーねらいの設定とプロセスデザイン
9 パワーポイントを取り入れた体験学習の授業案づくりープログラムデザイン
10 パワーポイントを取り入れた体験学習の授業案づくりーふりかえりと社会化、一般化
11 パワーポイントを取り入れた体験学習の授業の評価方法
12 授業案の実習・評価ーねらいの設定とプロセスデザイン
13 授業案の実習・評価ープログラムデザイン
14 授業案の実習・評価ーふりかえりと社会化、一般化
15 全体のふりかえりとまとめ

授業方法

体験学習と話し合い(グループワーク)を主体とし、レクチャーで概念化の作業を補う。

準備学習

テキストの体験学習事例をよく読む。

成績評価の方法

レポート:50%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):50%
授業への出席と参加度、レポートによる授業内容の理解度による

教科書

エコ・コミュニケーションセンター『ECOM環境教育アクティビティ集』B5版、つげ書房新社2002年、ISBN=480680472

履修上の注意

履修者数制限あり。(30名)
第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

①集中授業の会場は「国立信州高遠青少年自然の家」とする。(長野県伊那市高遠町藤沢6877-11, TEL:0265-96-2525)
②合宿方式となるため、宿泊食費の実費を各自負担する。実費4000円(2泊7食)とテキスト代2100円はオリエンテーション時に徴収する。
③交通費は中央高速バス「新宿~岡谷線」が便利(高速バスネットで予約できる)。往復5000円。第1日の8:25新宿駅西口高速バスターミナル発→11:10中央道茅野着。青少年自然の家のバスで会場へ。第3日の14:36中央道茅野発→17:25新宿着、解散。
④希望者は4/14(金)までに教職課程事務室へ申し出て、所定の手続きを取ること。オリエンテーションの日時場所については、掲示発表するので注意すること。