人文地理学 
091-E-204

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
岩垂 雅子 講師 2 2~4 第2学期 1

授業概要

次期学習指導要領に新設される「地理総合」(仮称)において求められるESD(持続可能な開発のための教育)やアクティブラーニング、GIS(地理情報システム)なども視野にいれながら、前半は高等学校地理Bの教材を中心に人文地理的分野を概観し、後半は人口問題、人種・民族問題、地球環境問題、格差の問題などグローバルな諸課題について地理的視点から具体的な地域事例を交えつつ検討する。

到達目標

地理の授業内容を構築・展開する際に重要なポイントは何かを考える。人文地理的分野について主要なテーマや論点、生徒が学習する際の重要な点を適切に描き出せるようになる。

授業計画

1 人文地理学入門
2 時差・方位・対蹠点など
3 地図の学習1
4 地図の学習2(巡検/実習)
5 世界像の広がり
6 世界の産業1
7 世界の産業2
8 世界の人口問題
9 世界の都市・居住問題
10 世界の人種・民族問題
11 地球環境問題
12 ESD 授業実践1
13 ESD 授業実践2
14 総括
15 予備日
授業内容は受講生の人数、高等学校における地理の学習歴などにより、若干の変更の可能性がある

授業方法

講義形式、野外実習(巡検)、読図・作図、グループワークなどを予定

準備学習

日常的に地理的事象に関する時事問題に関心を払うこと

成績評価の方法

レポート:70%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):30%
出欠について、大幅な遅刻の場合は欠席とみなすこともある

教科書

高等学校地歴科用の地図帳や高等学校「地理B」教科書(いずれも出版社は問わない)を適宜参照すること

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

・地理的事象はもとより、国内外の様々な動向に幅広く関心をもつこと
・教育実習など所定の実習で授業を欠く場合は、予め欠席届を提出すること