博物館展示論 
国内、海外の展示のノウハウを学ぼう!―
092-E-204

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
小松 大秀 講師 2 2~3 第1学期 4

授業概要

博物館・美術館における展示のありかたについて、海外、国内の展示施設の画像を通じて述べる。展示は、展示に関わる人の美意識、感性が問われるものである。この授業では、そのベースを形成するための基本的な知識、展示のルール、どうすれば美しくわかりやすい展示になるか、などの点について論じていきたい。

到達目標

国内、海外のさまざまな展示施設における展示方法について具体的に学び、「見る側」から「見せる側」へ発想の転換ができるようになる。

授業計画

1 オリエンテーション:授業の進め方についての説明。授業内容についての要望を聞き取る。
2 国内の展示施設、展覧会の紹介:東京国立博物館
3
4 国内の展示施設、展覧会の紹介:九州国立博物館
5
6 国内の展示施設、展覧会の紹介:秋田市立千秋美術館
7 海外の展示施設、展覧会の紹介:ルーブル美術館など
8 海外の展示施設、展覧会の紹介:大英博物館など
9 海外の展示施設、展覧会の紹介:米国・ピーボディ・エセックス美術館など
10 海外の展示施設、展覧会の紹介:中国国家博物館など
11 海外における展覧会の紹介:ミラノにおける文化庁海外展
12 海外における展覧会の紹介:イスタンブールにおける文化庁海外展
13 海外における展覧会の紹介:上海における文化庁海外展
14 授業のまとめ
15 予備日

授業方法

毎回パワーポイントを使用する。

準備学習

当日の授業の内容を振り返り、ノートの整理をしておくこと。

成績評価の方法

小テスト:80%
授業中、意見、感想などを求めた際の対応:20%
授業期間中、随時リアクションペーパー、小テストなどを行い、各自の理解度を確認する。
授業中、随時意見、感想、質問などを求め、各自の理解度を確認する。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

専門的な授業になるので、博物館概論を履修した後に履修することが望ましい。