数理科学3


  --コンピュータグラフィックスの原理―--
043-B-643

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
佐藤 尚 講師 2 3~4 第2学期 1

授業概要

ProcessingやUnityと呼ばれるシステムを利用しながら、コンピュータグラフィックスで使われる基本的なアルゴリズムの解説を行う。これにより、コンピュータグラフィックスの原理、考え方等を理解することを目指す。

授業の目的・内容

コンピュータグラフィックの基礎となる考え方を理解し、自分の言葉で基本的な概念やアルゴリズムを説明出来るようになる。
授業中に紹介したシステムを利用して簡単な3次元形状の表示やアニメーションなどができるようになる。

授業計画

1 最新のCG研究や応用の動向についての紹介
2 ProccessingとUnityの紹介、色と画像の表現
3 座標系と投影
4 モデリング手法:立体の内部表現
5 モデリング手法:曲線、曲面の表現
6 レンダリング手法:陰線処理と陰面消去
7 レンダリング手法:レイトレーシング法
8 レンダリング手法:グローバルイルミネーション
9 レンダリング手法:マッピング
10 アニメーション
11 CGプログラミングその1:レイトレーシング法の実装
12 CGプログラミングその2:グローバルイルミネーションにもとづく実装
13 CGプログラミングその3:Unityを利用したアニメーション
14 授業のまとめ
15 自主研究

授業方法

通常の講義形式

準備学習

授業時に予習・復習用quizを出題するので、それを解いてから、授業にのぞむこと。

成績評価の方法

小テスト:10%
課題レポート:90%

『コンピュータグラフィック』、CG-ARTS協会
前川 峻志, 田中 孝太郎『Built with Processing』、ビー・エヌ・エヌ新社
Daniel Shiffman, Learning Processing, Morgan Kaufmann
他のものについては、授業中に指示する。