経営組織論特殊研究
122-F-111

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
内野 崇 教授 4 D/M 通年 5

授業概要

本年度は、組織理論および日本の企業組織についての講義と基本的文献の輪読を行なう。

到達目標

博士前期課程の学生は、組織に関する基本文献の輪読を通じて、ヒトと組織に関する基本的理解をめざす。
博士後期課程の学生は、組織に関わる基礎理論の習得を前提に、組織の現実的課題の把握と課題解決の具体策について深く探求する。

授業計画

1 ガイダンス
2 組織理論論概説―古典派組織論
3 組織論理論概説ー近代組織論
4 組織論理論概説ー数量的接近
5 マクロ組織論1ー組織の構造
6 マクロ組織論2ー組織の多変量解析
7 マクロ組織論3ー新しい組織論の展開
8 ケース研究1ーグーグルの研究
9 ケース研究2ー楽天の研究
10 ケース研究3ーソフトバンク―トップマネジメントの研究
11 組織のダイナミズム1―構造変化
12 組織のダイナミズム2ー風土変革
13 組織のダイナミズム3ーシステム的接近
14 ケース研究4ーワークスアプリケーション
15 まとめ
16 基本文献の輪読―人間関係論
17 基本文献の輪読ー動機付け理論1
18 基本文献の輪読―動機付け理論2
19 基本文献の輪読ーアシュトン研究1
20 基本文献の輪読―アシュトン研究2
21 基本文献の輪読―組織に対する認知的接近1
22 基本文献の輪読―組織に対する認知的接近2
23 基本文献の輪読ー日本企業の組織分析
24 基本文献の輪読―本社と事業部制をめぐって
25 基本文献の輪読ー分権化と集権化をめぐって
26 基本文献の輪読ーわが国のトップ組織の課題
27 基本文献の輪読ーわが国のガバナンスをめぐって
28 基本文献の輪読ー戦略と組織1
29 基本文献の輪読―戦略と組織2
30 全体の総括
毎回、基本的な論文の輪読とディスカッションを行なう。

授業方法

講義とディスカッションを中心に授業を進める予定である。

準備学習

事前に取り上げるテーマについて予習を行い、論文については熟読し、テーマ、論文に対する自分の意見と検討課題をまとめておく。

成績評価の方法

レポート:50%
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):50%
レポート(50%)と平常点(50%)によって評価を行う。

教科書

『新版 変革のマネジメント』、生産性出版2015