産業発展論特殊研究Ⅱ
新興国企業論:途上国からの視点で考える―
122-F-186

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
渡邉 真理子 教授 2 D/M 第2学期 3

授業概要

発展途上国における経済発展、新興国企業の経営戦略と企業経済学を用いて、分析する手法を学習する。文献講読、実証手法の学習を行う。発展途上国の産業発展、企業行動にして、理論に基づく実証を行う文献を輪読しディスカッション、および個人発表を行う。参加者それぞれのテーマに沿って研究を進め、論文を作成することを目標とする。

到達目標

発展途上国の経済発展、企業戦略を経済学的に分析する手法を学習する。

授業計画

1 イントロダクション メンバーの興味のある分野を明らかに輪読文献を確定する。さらに輪読分担の確定
2 文献輪読(特定の市場における企業の戦略、行動の実証手法に関する文献(1)を読む)
3 文献輪読(特定の市場における企業の戦略、行動の実証手法に関する文献(2)を読む)
4 文献輪読(特定の市場における企業の戦略、行動の実証手法に関する文献(3)を読む)
5 文献輪読(特定の市場における企業の戦略、行動の実証手法に関する文献(4)を読む)
6 実証演習(文献(1)の実証手法の再現)
7 実証演習(文献(2)の実証手法の再現)
8 実証演習(文献(3)の実証手法の再現)
9 実証演習(文献(4)の実証手法の再現)
10 履修生による報告(輪読文献(1)と自分の研究計画の関係性を理解する)
11 履修生による報告(輪読文献(2)と自分の研究計画の関係性を理解する)
12 履修生による報告(輪読文献(3)と自分の研究計画の関係性を理解する)
13 履修生による報告(輪読文献(4)と自分の研究計画の関係性を理解する)
14 関連する分野の研究動向に関する講義
15 理解度の確認
16 文献輪読(特定の市場における企業の戦略、行動の実証手法に関する文献(5)を読む)
17 文献輪読(特定の市場における企業の戦略、行動の実証手法に関する文献(6)を読む) 
18 文献輪読(特定の市場における企業の戦略、行動の実証手法に関する文献(7)を読む) 
19 文献輪読(特定の市場における企業の戦略、行動の実証手法に関する文献(8)を読む)
20 実証演習(文献(5)の実証手法の再現)
21 実証演習(文献(6)の実証手法の再現)
22 実証演習(文献(7)の実証手法の再現)
23 実証演習(文献(8)の実証手法の再現)
24 履修生グループ(1)の研究報告とディスカッション
25 履修生グループ(2)の研究報告とディスカッション
26 履修生グループ(3)の研究報告とディスカッション
27 履修生グループ(4)の研究報告とディスカッション
28 関連分野の研究動向に関する講義
29 関連分野の研究動向に関する履修生の報告
30 理解度の確認

授業方法

演習方式による論文指導

準備学習

授業中に指示する。

成績評価の方法

平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):100%(発表内容に基づき評価を行う。)
前期課程学生については、基本的な理論や概念の知識の蓄積を優先し、その習熟度を評価の対象とする。後期課程学生については、基本的な理論、概念と自分の研究テーマの間の設定を適切に行い表現できているかを評価の対象とする。

教科書

適宜指示します。

参考文献

適宜指示します。