マーケティング演習
マーケティング 論文指導―
122-F-075

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
上田 隆穂 教授 4 D/M 通年 2

授業概要

各院生の研究に関する個別指導を行う。個別ではあるが、各自の研究報告またはその過程を報告してもらい、上田隆穂研究室に所属する院生全員およびOBOGが参加していればその全員で報告に関する議論を行う。前期課程2年生の修士論文作成、後期課程の博士論文指導がメインとなる。またゼミ合宿も行い、徹底したディスカッションを実施する。基本的には、博士前期課程の学生は、マーケティングの専門分野において当然理解しておくべき先行研究を学び、応用するための研究基礎力を磨くことを目標とする。博士後期課程の学生は、マーケティング分野において自立して専門的研究活動を行い、既存の知識体系に対して新規性・進歩性のある独自研究を行うため、より高度な水準での理解と探求を目標とする。

到達目標

前期課程院生は修士論文の種論文探しを行い、自分の研究テーマを探し、その研究に取り組めるようにする。そして2年間で書き上げることを目指す。後期課程院生は自分のより専門性の高い領域を探し、博士論文を書く準備を行う。

授業計画

1 ガイダンス 各自近況紹介(特に研究面)
2 各自の論文テーマについてのディスカッション
3 論文に関するプレゼンテーション1とディスカッション
4 論文に関するプレゼンテーション2とディスカッション
5 論文に関するプレゼンテーション3とディスカッション
6 論文に関するプレゼンテーション4とディスカッション
7 論文に関するプレゼンテーション5とディスカッション
8 論文に関するプレゼンテーション6とディスカッション
9 論文に関するプレゼンテーション7とディスカッション
10 論文に関するプレゼンテーション8とディスカッション
11 論文に関するプレゼンテーション9とディスカッション
12 論文に関するプレゼンテーション10とディスカッション
13 論文に関するプレゼンテーション11とディスカッション
14 論文に関するプレゼンテーション12とディスカッション
15 論文に関するプレゼンテーション13とディスカッション・まとめ
16 論文に関するプレゼンテーション14とディスカッション
17 論文に関するプレゼンテーション15とディスカッション
18 論文に関するプレゼンテーション16とディスカッション
19 論文に関するプレゼンテーション17とディスカッション
20 論文に関するプレゼンテーション18とディスカッション
21 合宿形式でのディスカッション
22 論文に関するプレゼンテーション19とディスカッション
23 論文に関するプレゼンテーション20とディスカッション
24 論文に関するプレゼンテーション21とディスカッション
25 論文に関するプレゼンテーション22とディスカッション
26 論文に関するプレゼンテーション23とディスカッション
27 論文に関するプレゼンテーション24とディスカッション
28 論文に関するプレゼンテーション25とディスカッション
29 1年の総括
30 合宿形式でのディスカッション
特に院生の学会での報告や修士論文・博士論文などを重視し、各院生の院生としてふさわしい論文執筆を目指す。後期課程の院生は、日本商業学会、日本消費者行動研究学会、日本マーケティング学会あるいは日本フードサービス学会で報告することを念頭に置くこと。

授業方法

各自のプレゼンテーションとそれに関する討論が中心となるが、後期課程院生は学会で報告する論文を作成することを念頭に置くこと。

準備学習

各自報告担当者は事前にプレゼンの準備をしてくること。

成績評価の方法

レポート:50%(前期課程学生はタームペーパーとしてリサーチ・プロポーザルを予定する。後期課程学生には博士論文プロポーザルまたはそれに準ずる内容を要求する。)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):50%(各回の文献内容の理解度を主に評価するが、後期課程学生は理解だけでなく既存研究のギャップ指摘とオリジナリティのある提案までが求められる。)
学会で報告できるレベルまで上げていくが、その過程でのチェックを行う。

教科書

必要に応じて指示する。

参考文献

授業時に指示する。

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。

その他

上田研究室に属する大学院生で授業は構成される。時折、大学院OB・OGも参加して討論に加わる。