●心理学演習4
--社会的認知における意識と無意識--
137-F-041
担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
外山 みどり 教授
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4 |
D/M |
通年 |
月 |
4 |
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意識・無意識の問題は近年、心理学、臨床心理学のみならず、脳科学や哲学を含む多くの領域で注目を集めている。社会心理学、特に社会的認知研究において、意識性に関する問題は重要なトピックとして研究がさかんに行われてきた。社会的認知研究で明らかになった無意識的、潜在的過程は、従来の精神分析や臨床心理学の分野で考察されてきた無意識とは、やや異なった性質のものである。この授業では、主に社会心理学で研究されてきた自己認知・他者認知・ステレオタイプ・因果推論などの中から具体的なテーマを選び、意識・無意識の問題に関連する文献の講読と、各自の研究発表、および討論を行う。
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意識・無意識の問題を広い観点からとらえ、心理過程の諸相を考察することができるようになる。
本人の意識的報告が望めない無意識過程について研究するにはどうすればよいかを方法論的に検討する。
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1 |
導入と全体計画 |
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社会心理学における認知研究の展開について |
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文献講読 |
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〃 |
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〃 |
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〃 |
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〃 |
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〃 |
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〃 |
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研究発表 |
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〃 |
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〃 |
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〃 |
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〃 |
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第1学期まとめ |
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第2学期計画 |
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最新の研究動向についてのレビュー |
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文献講読 |
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〃 |
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〃 |
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〃 |
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〃 |
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〃 |
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研究発表 |
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〃 |
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〃 |
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問題点の確認 |
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討論 |
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全体まとめ |
30 |
予備日 |
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演習形式。受講者が担当の論文・文献について発表する。その他、各自のテーマに関する研究発表も行う。
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発表担当者以外は、事前に配布される文献に目を通しておくこと(約30分)
発表担当者は、文献を丁寧に読んでレジュメを作り、的確な説明・問題点の指摘・討論への準備を行う(120分以上)
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- レポート:20%
- 平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):80%
- 発表内容と討論への参加などを総合的に評価する。必要に応じて小レポートを課す。
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授業開始時にリストを配布する。
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第1回目の授業に必ず出席のこと。