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分子細胞生物学特論Ⅰ
144-F-711
担 当 者 |
単 位 数 |
配当年次 |
学 期 |
曜 日 |
時 限 |
阿形 清和 教授
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2 |
M |
集中(通年) |
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発生・再生を理解する上で欠かすことのできない幹細胞システム・位置情報システム・細胞のリプログラミングについての理解を深めることを目標としている。すなわち、従来の生命科学では理解できなかった生物現象を分子・細胞レベルで理解できるように講義を構成してみた。それらの生命科学のフロント研究を学ぶことで、自身の大学院での研究に活かすとともに、将来の再生医療が目指す道筋が見えるようになってもらうことを期待している。
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幹細胞システム・位置情報システム・エピジェネティック制御・細胞のリプログラミング・脳神経系の形成についての基礎知識を習得し、生命科学のフロントラインの知識を習得する。
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1 |
講義全体のオーバービュー |
2 |
幹細胞の基礎知識 |
3 |
幹細胞の分子基盤 |
4 |
幹細胞の増殖と分化制御 |
5 |
再生の普遍原理の解明(I) |
6 |
再生の普遍原理の解明(II) |
7 |
エピジェネティック制御(I) |
8 |
エピジェネティック制御(II) |
9 |
細胞のリプログラミング(I) |
10 |
細胞のリプログラミング(II) |
11 |
幹細胞あるいはリプログラミングを用いての器官形成 |
12 |
神経系の発生メカニズム |
13 |
脳の高次機能と脳再生 |
14 |
理解度の確認 |
15 |
自主研究 |
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講義ノートを毎回配布。パワーポイントの資料にもとにした講義に従って講義ノートを完成し、講義終了後に提出する。
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毎回、講義ノートを提出し、それをチェックしてから次回の講義で返却するので、ノートに書き込まれたコメントなどを精査して必ず復習をする習慣を身につけること。
- 第1学期(学期末試験):40%(学期末試験の点数にもとづく評価)
- レポート:60%(毎回の講義ノートの採点にもとづいて評点が加点される)
- 毎回の講義内容について自分の頭で消化したものを講義ノートに書き込む。どれだけ集中して講義を理解したかに応じて評価点がつけられる。