教育特殊研究Ⅱ 
091-E-308

担 当 者 単 位 数 配当年次 学 期 曜 日 時 限
岩﨑 淳 教授 2 M 第1学期 2

授業概要

戦後の国語教育の歴史をたどりながら、国語教育の過去と現在の課題を考察し、未来の姿を考究する。

到達目標

国語教育の思潮や理論について学び、それを考察することによって、自分の国語教育観を構築する。

授業計画

1 概要説明
2 西尾実の国語教育論の成立
3 西尾実の国語教育論の展開
4 西尾実の国語教育論の発展
5 時枝誠記の国語教育論
6 時枝誠記の文学教育観
7 西尾時枝論争の展開
8 戦後の国語教育思潮における言語生活主義
9 大村はまの国語教育論
10 単元学習の理論
11 単元学習の展開
12 荒木繁の文学教育論
13 問題視意識喚起の文学教育論
14 主観主義と客観主義論争
15 総括
受講者と相談の結果、授業計画を変更する可能性がある。

授業方法

担当者による講義を中心としながら、受講者による発表やグループワークを行う。

準備学習

授業前に指示した資料を読んでおくこと(約1時間)。

成績評価の方法

レポート:50%(小レポートを2回予定)
平常点(クラス参加、グループ作業の成果等):50%(出欠状況、受講状況等)
授業内容について、積極的に考察、考究しているかどうかを重視する。

参考文献

田近洵一『増補版 戦後国語教育問題史』、大修館書店

履修上の注意

第1回目の授業に必ず出席のこと。