● 応用民法１　
―民法総則・物権法―

民法総則と物権法の重要な問題について、正確な知識を修得し、民法への洞察を深める。

関連分野について条文の正しい理解を前提として、判例・学説が自ら適切に整理出来ること、およびそれらの知識の定着を前提として、適切な文章表現能力の獲得を目指す。

1	法律行為：総論
2	法律行為と意思表示
3	不完全な意思表示１：心裡留保、虚偽表示
4	不完全な意思表示３：錯誤
5	不完全な意思表示４：詐欺
6	法律行為の自由と制約：公序良俗違反
7	代理１：総説・有権代理
8	代理２：無権代理・表見代理
9	時効
10	法人
11	不動産物権変動
12	動産物権変動
13	占有権
14	共有
15	用益物権

講義形式と質疑応答形式を併用して行う。
各回の講義資料（レジュメ）は、講義の前に配布する。詳細については、初回授業にて説明する。

各回の授業に先立ち、受講生は、教科書の該当ページおよび関連判例を読んで理解することが求められる。
詳細については、初回の授業で明らかにする。

第１学期（学期末試験）：70％（基本的な知識の理解と事案分析力の確認）

レポート：10％（法律文献の調査・事案分析能力）

小テスト：10％（基本的知識の確認）

平常点（クラス参加、グループ作業の成果等）：10％（質疑応答の能力）

佐久間 毅『民法の基礎 (1) 総則』第３版、有斐閣、2008年、ISBN=4641135185

佐久間 毅『民法の基礎(2)物権』、有斐閣、2006年、ISBN=4641134510

潮見佳男、道垣内弘人 『民法判例百選1 総則・物権 』（別冊ジュリストNo. 223）第7版、有斐閣、2015年、ISBN=9784641115231

第1回目の授業に必ず出席のこと｡

毎回、六法、教科書、レジュメを持参のこと。

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