<先生から一言>
「評論の神様」とまで言われた小林秀雄。その評論は難解だとされるが、物事を見つめる姿勢を変えた途端に、その思想に一気に得心し、物事の本質が見え出した実感をもった。その手がかりとも言うべききっかけがこの4冊だった。