畠山ゼミ3年共同研究 

   1、はじめに(なぜこの問題を取り組むに至ったか)

   2、他国の亡命状況と対処方法

        1)政治的迫害によるもの
        2)経済的圧迫によるもの

        3)と国との関係によるもの

   3、亡命した人々のその後

   4、日本総領事館駆け込み事件に見られる日本と対応

   5、日本は今後どうするべきか

 私たち5班は、中国瀋陽の日本総領事館で起こった駆け込み事件を通して、『亡命』に対する日本の対応ついて考察していきたいと思います。しかし、『亡命』についての知識がない今、今回の事件を見ただけでは日本の対応に対してその是非を問うことはできません。また、今まで各国で起こった亡命事件についてもその事実は知るものの、その後どういう対処方法をとったか、その背景はどういうものだったかを知るには至りません。そこで、私たちは他国で起こった亡命事件について原因・対処方法・各国の亡命の歴史的背景を探るとともに、今回の駆け込み事件と照らし合わせて、日本の対応はどうであったのか、今後日本は『亡命』についてどう考えていくべきなのかを考察していきたいと思います。

 今まで私たちにとって『亡命』とは、遠い他国で起こっている事でしかなく、直接触れることもない出来事だと思っていました。けれども、今回このような事件が起こったことで、関係者だけではなく、私たちも『亡命』ついて考える時期が来たのだと思います。

 今回の研究では、表面的なことだけでなく、もっと深いところにある真実を調べることで、より内容の濃いものとなることを願っています。
ゼミ生紹介のページへ→