1、グローバリズムとは何か
        ・グローバリズムを生んだ時代背景
       ・グローバリゼーションはアメリカナイゼーションか

   2、グローバリズムとナショナリズム


   3、グローバル化する東アジア経済の課題
        ・東アジア経済の現状

       ・東アジア経済の持続的成長の条件

   4、まとめ

 グローバリズムには対照的な光と影がある。文化や食、あるいは映画やテーマパークといった娯楽面では、概して、明るいグローバリズムが想像されがちである。ハリウッド映画、ファーストフードのレストラン、ディズニーランド、航空料金の低下による国際観光客の増大など、グローバリズムには明るいイメージが付随する。

 ところが、今回の9.11の米国同時多発テロの衝撃は、私たちに多くの暗い側面のグローバリズムが広範に広がっている事を教えてくれた。テロリズムのグローバリゼーション、犯罪のグローバリゼーション、戦争のグローバリゼーション、環境汚染のグローバリゼーションなど、これらのいずれも、地球に住む我々に悲劇いかもたらさない動きだが、いずれもグローバリゼーションの生み出した暗い側面の話である。


 このように光と影の並存しているグローバリズムが今後益々進展する中で、グローバリズムがこれからの東アジア地域にどう影響を与えていくのか考えてみたい。
 畠山ゼミ4年卒業論文 
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