本番:夏合宿
議題:・テロへの対応の弱さに対する世論の反発
・軍事クーデタの勃発
・軍事的新政権の樹立
⇒中東地域及びアジアの安全保障をめぐる各国の動きは?
各国:アメリカ・ロシア・中国・パキスタン・アフガニスタン・インド・イラン・日本
課題:パキスタンにて軍事的新政権が樹立したことによって想定される中東地域及びアジアの安全保障をめぐる各国間の動きを展開する。
前提:パキスタン政府は、陸軍約50万人のうち約12万人(国境警備隊も含めると約16万人)をアフガニスタンとの国境地帯に派兵し、テロリストの掃討作戦に乗り出している。しかし、パキスタン政府の努力にも関わらず、治安状況は依然として不安定で、国境地域だけでなく国内外でのテロ活動が懸念される状況が続いている。
シミュレーション開始時の設定状況
2011年7 月 パキスタンの中でタリバン勢力が強大になったことにより、テロが頻発する。
しかしザルダリ政権は、テロに対し迅速な対応ができず、数多くの犠牲者
を出してしまう。収拾がつかない不安定な情勢に国民からの支持が急落し、
各地でザルダリ政権に対するデモ活動が次々と起こる。
2011年9月 軍事クーデタの勃発
政権交代の機運が高まる中、現政権の打倒を掲げ、国民世論を後押しに
軍事クーデタが起こる。
2011年10月 軍事的新政権の樹立
軍事的政権にすることでパキスタンはテロへの厳格な態度を国内外に示
し、そして、国際社会の中での地位向上を目指す。
・今日(7月21日)はシュミレーションに向けての勉強会と模擬シミュレーションをかねて皆で各国がどう動いていくかの予想立てを行いました。その前に雰囲気をつかむ為、去年実際に使用した資料の読み合わせを行いました。
1、去年の資料の読み合わせ(北朝鮮問題)
2、各国の資料の発表
3、皆での模擬シミュレーション
★各国から出た意見
アメリカ:パキスタンが行動を起こすまでは、慎重な対応。(特に動かず)
インド :パキスタンへの対抗の為アメリカとの関係強化。(パキスタンへの警戒)
アフガニスタン:新政権を承認。(対テロの厳格体制を支持)
中国 :ロシアとの関係強化を目指す。(アメリカが新政権を承認しないと予想)
ロシア :インドへの武器輸出を制限。(もしアメリカとインドがくっつくなら)
パキスタンの民主主義はどうなるのかという問い。
日本 :引き続きパキスタンへの支援を継続。
本日は各国の状況をおおまかに把握し、簡単な議論を進めました。
少しは各国が抱えている問題、置かれている状況を理解することができたと思います。
これからさらに各国の著書を読んだり、新聞などで世界情勢の変化を各自チェックしていくことが必要だと思います。
本番は夏合宿ですので、皆さん学際との同時進行大変だと思います頑張っていきましょう!!!