「行政学演習 II」2006年度活動内容

《文献輪読》

 地方行政に関する実証的研究の基礎的な方法論を学ぶために、いくつかの文献を輪読し、討論を行いました。扱った文献は以下のとおりです。また、下記の文献のほかに、過去の伊藤ゼミ生の卒論を数本輪読しました。

「比較政治学の方法論」(河野勝・岩崎正洋編『アクセス比較政治学』2002年, 日本経済評論社)
「資料の収集方法」(『政策過程分析入門』1997年, 東京大学出版会)
『知事と補佐官』(久保孝雄, 敬文堂)
『日本の政府間関係』(スティーブン・リード, 木鐸社)
『自治体発の政策革新』(伊藤修一郎, 木鐸社)
《研究計画発表》

 4年生は、1、2学期を通じて卒論執筆のための研究の経過報告を行い、3学期に研究発表会を実施しました。3年生は、次年度の卒業研究を見据えながら研究テーマの探索、調査、発表を繰り返し、3学期末にゼミ論文を仕上げました。学生の研究テーマは以下の通りです。(写真は卒論発表会の模様です)

  
・NPM改革と行政の効率性
・郵政民営化と郵便局ネットワーク
・商店街の復興政策
・僻地教育について
・市町村合併について
・地方政府におけるアジェンダ設定
・金沢市の景観政策について
・ダムと自治体の関係



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