国際研究集会「計量・数理政治学のフロンティア」
The Workshop on the Frontiers of Statistical Analysis and Formal Theory of Political Science

■日時 2013年1月5日(土)、6日(日)(4日(金)にプレ集会あり)

■場所  学習院  大学 東2号館 13階 法学部大会議室  (学内地図

JR目白駅の改札を出てすぐ右手に西門があります。が、初めての方は、まず目白通り沿いに正門まで進み、そこで丁度右に曲がって木立の中を細い道なりにまっすぐ進むのがよいと思われます。一番背の高い建物にぶつかると、それが東2号館です。駅から10分くらいです。

■内容・目的
広く計量・数理政治学について、英語雑誌に投稿する予定の論文の報告を募集し ます(過去のプログラムはこちら、その中で英語雑誌(AER, AJPS, APSR, ISQ, JTP, PCなど)に掲載された論文は こちら)。 また普段海外にいる方が日本に帰国するついでに立ち寄り、国内外の研究者の交 流の場になることをも企図しています。 報告はしないが参加のみをご希望の研究者、大学院生もお待ちしております。

■プログラム

報告要旨

◎1月4日(金)(プレ集会)

◎午前の部 司会 名取良太(関西大学)

9:00
参加者自己紹介

9:10
瀧田大(筑波大学)・岸本一男(筑波大学)
"Roles of Migration Rates in Political Party Approval Ratings in National Elections in Japan "

10:00
辻陽(近畿大学)
"“Keiretsu” Also Works Well at the Elections to the House of Councillors?"

10:50
休憩

11:10
堤英敬(香川大学)
"A Reassessment of the Party Organization Structure in Japan: The Role of Party in the Upper House Election"

12:00
昼食@フィオレンティーナ@目白駅前ホテルメッツ1階。主催者が用意します。

◎午後の部 司会 岸本一男(筑波大学)

13:00
名取良太(関西大学)
"The Duration of the LDP Regime and the Upper House Election"

13:50
福元健太郎(学習院大学)
"Vote by Name: Familiar Family Names Help Candidates"

14:40
休憩

15:00
堀内勇作(Dartmouth College)
"Lower House Seat Advantage in Upper House Elections in Japan"

15:50
長谷川憲人(関西大学)・山田凱(関西大学)
"Designing the Database for Comparative Political Research"

16:40
休憩

17:00
主催科研のメンバー(研究代表者・研究分担者・連携研究者)のみによる打合せ(非公開)。

◎1月5日(土)

◎午前の部 司会 辻陽(近畿大学)

9:00
参加者自己紹介

9:10
浅古泰史(早稲田大学)(with Tetsuya Matsubayashi and Michiko Ueda)
"Seniority, Term Limits, and Government Spending: Theory and Evidence from the United States"

10:00
福元健太郎(学習院大学)
"What Happens Depends on When It Happens: Copula-based Ordered Event History Analysis of Civil War Duration and Outcome"

10:50
休憩

11:10
堀内勇作(Dartmouth College)
"Public Expenditures in Election Year: A Natural Experiment in Indonesia"

12:00
昼食。8階第2会議室へ移動。立食形式で主催者が用意します。

◎午後の部 司会 堀内勇作(Dartmouth College)

13:00
石原章史(京都大学)
"Concessions and Repression: Can Democratizing Lead to Civil War?"

13:50
粕谷祐子(慶應義塾大学)
"Democracy and Transparency: Enacting the Freedom of Information Acts around the World"

14:40
休憩

15:00
菊池啓一(筑波大学・University of Pittsburgh)
"Senatorial Behavior and the Legislative Process under Federalism: The Case of Argentina"

15:50
森浩太(Yale University)
"The Analysis of Japanese Newspaper Markets"

16:40
休憩

17:00
ラウンド・テーブル:How to Co-author a Manuscript?
共著論文をどのように書いたらよいのか、参加者の成功例・失敗談について、インフォーマルに情報交換したいと思います。

17:50
休憩

18:15
懇親会(会費制)
東2号館1階で待ち合わせ(もしくは懇親会場に直接行っていただいても構いません。)
いわし料理 すみれ(TEL 03-3952-3896)

◎1月6日(日)

◎午前の部 司会 堤英敬(香川大学)

9:00
森田果(東北大学)
"Measuring the Effect of Consumer Regulation Change: A Case of University Enrollment Fee in Japan"

9:50
高木悠貴(Harvard University/Stanford University)
"Weighted Voting and Information Acquisition in Committees"

10:40
休憩

11:00
多湖淳(神戸大学)・池田真季(東京大学)
"International Organizations' Approval of American Use of Force and Foreign Domestic Support: A Survey Experiment"

11:50
昼食。8階第2会議室へ移動。立食形式で主催者が用意します。

◎午後の部 司会 堤英敬(香川大学)

13:00
ラウンド・テーブル:How to Get Research Fund?
参加者が互いに、科学研究費補助金などの競争的資金に応募した研究計 画調書を事前に見せ合う、オプション企画です。なお他の参加者から提供された 研究計画調書を第三者に閲覧・提供などすることはご遠慮下さい。自分の調書を出したくない方あるいは出せる調書がない方は、この 部分のみご参加いただけません。

13:50
終了

■応募方法
(1)から(4)まで全てお読み下さい。
応募先は全て保坂副手(20110006@gakushuin.ac.jp)です。
なお昨年までと違い、報告スライド(あれば報告論文も)の電子ファイルを、事前に、報告者及び参加 者の間で共有されるDropboxの指定フォルダーを通じて提供します。 会場にパソコンを持ち込みたい方は応募時にお申し出下さい(インターネットは使えません)。但し会場の電気容 量に限りがあるので、上限に達した後は、ご遠慮いただきます。 パソコンを持ち込まない方には、当日、印刷した報告スライドを配布します。

(1)報告の応募→募集は終わりました
氏名(漢字とふりがな)、所属、電子メールアドレス、報告題名(英文)、概要 (英文、150 words以内)、を書いたテキスト・ファイル(ファイル名は fukumoto.txtのように苗字にしてください)をお送り下さい。 なお論文もあればご提出いただけると助かります。 採択された場合、報告スライドとともに参加者に提供します。 但し論文があるからといって優先して採択するわけではありません。
期限:10月25日(木)
件名:国際研究集会報告希望
企画委員会が審査し、11月8日(木)までに採否等とDropboxのへの案 内をメールでお知らせするとともに、氏名・所属・報告題名・概要を記したプロ グラムをこのサイトに掲載します。 報告者は12月13日(木)までに、Dropboxの指定フォルダーに、報告スライ ドをアップロードして下さい。
なお一人で複数の(共著)報告を応募しても構いませんが、 口頭報告するのは1報告のみで、それ以外は共著者の方がして下さい。

(2)参加の登録(報告者も含む)→締め切りました
氏名(漢字とふりがな)、所属、電子メールアドレス、5日の昼食・懇親会及び 6日の昼食の出欠、パソコンを持ち込むか(何ワット使うか)印刷した報告スライドを受け取るかいずれをご希望か、をお知らせ下さい。
期間:11月9日(金)〜12月6日(木)
件名:国際研究集会参加希望
参加者には、12月8日(土)頃、Dropboxの報告スライド用フォルダーの案内 を送ります。

(3)ラウンド・テーブル「How to Get Research Fund?」に参加を希望する場合→締め切りました
競争的資金に応募した研究計画調書の電子ファイルをお送り下さい。 なお年齢などの個人情報が記載された頁(科研で言えば2頁目)は削除しても結 構です。
期限:12月6日(木)
件名:ラウンド・テーブル参加希望
参加者には、12月8日(土)頃、Dropboxの研究計画調書用フォルダーのド ロップボックスへの案内を送ります。

(4)プレ集会に参加を希望する場合→締め切りました
氏名(漢字とふりがな)、所属、4日の昼食の出欠、パソコンを持ち込むか(何ワット使うか)印刷した報告スライドを受け取るかいずれをご希望か、午前9時以前にいらっしゃらない場合には何時頃いらっしゃる予定か、をお知らせ下さい(1月4日は大学が冬休み中のため、会場である東2号館は施錠されており、9時以降はその都度アルバイトが解錠するため)。
期限:12月6日(木)
件名:プレ集会参加希望

■報告者の方へ
・1報告の持ち時間は50分です。その中で、質疑応答の時間配分を何分にするか、最後にまとめるか、随時受け付けるかは、報告者にお任せします。当日冒頭にお話下さい。
・会場では、こちらでパソコン(Vista)、プラズマ・ディスプレー、リモコン・マウスを用意します。

■その他
・1月4日は大学が冬休み中のため、会場である東2号館は施錠されております。午前8時半から9時までは、建物北側にある入り口にアルバイトを立て、常時空けておきますが、それ以外の時間帯の場合、上記入り口にあるインターホンで、内線(4814または4311)に連絡して、アルバイトに解錠してもらってください。但し事前登録者に対してしか解錠いたしません。
・会場では、飲み物、茶菓を用意致します。
・暖房の調子が悪い場合があり得ますので、誠に恐縮ですが、防寒対策をお願いします。
・変更事項がある場合には、保坂ではなく福元(Kentaro.Fukumotoあっとまあくgakushuinどっとえーしーどっとじぇーぴー)までご連絡下さい。
・この研究集会は、少なくとも科研費が終了する2014年までは、毎年1月頃に開催する予定ですので、報告・参加を希望される方で案内が届かない方は、福元までご連絡下さい。

■主催
日本学術振興会・科学研究費補助金・基盤研究B 「戦後日本の政治変動と参議院選挙:市区町村別データに基づく実証的研究」(研究代表者:福元健太郎)
◎企画委員会
福元健太郎(学習院大学)
堀内勇作(Dartmouth College)
何か質問などがございます場合は福元までご連絡ください。
■共催
政治学方法論研究会(日本政治学会・分野別研究会)