現在、畠山ゼミナールでは、第6回学習院女子大学和祭でのゼミ主催講演会へむけて、日々準備を進めています。これまで、毎年講演会を行ってきた我がゼミでありますが、『大学祭という場に講演会を設けることで、私たちが何を軸として学び、私たち自身何を吸収していくのか。そして講演会という場で何を発信していくのか』この共通項について、本年度も議論を重ねてまいりました。 今年の年間テーマである「日本の危機と国際的使命」を下に議論を重ねる中で、出てきたのが「国際」という言葉でした。「国際」とは「国」と「国」とのやりとりの中から初めて生まれる定義であり、その根を担う「国」の意志 つまり指導者の姿勢だけではなく、国民の姿勢が何よりも明確でなければならないのではないか。私どもが次代の国際社会を担う一員としての第一歩を踏み出すためには、まず、国を担うものとして国のあり方と役割を真正面から捉え、自分の生き方の基本方針と覚悟を確立することが不可欠であると考えました。 そこで、本年度の講演会では ● 国家の具体的政策やその任務を遂行する方々の覚悟とはいかなるものであるのかを学ぶ ● 公務に携わる方々の精神を見つめ、自らの人生の指針を確立していくきっかけにしていくこと を目的としております。 当日は、「日本という国家の役割」を担い、国際問題のまさに第一線で「公務」を実戦している自衛官の方にお越しいただき、ご講演をいただく予定としております。 自衛官の方のご講演を含め、この講演会を通して畠山ゼミ生のみでなく、学内外の学生など講演会に来て頂く方々とともに、公務のみならず、職業の中で自我を忘れ、国・社会に尽くす人のあり方も含めた“職業を通しての国家・社会への貢献”というものを見つめていけたらと考えております。 講演会実行委員長 森下 陽子 |
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