"Je suis heureux de constater la vitalité et la diversité des études
leibniziennes au Japon. Ce dynamisme s'est traduit par la création de
la Societas Leibnitiana Japonica à laquelle j'adresse tous mes vœux de
réussite! Je souhaite que nos deux sociétés poursuivent à l'avenir
leur coopération et leurs fructueux échanges"
Paul Rateau, Président de la Société d'études leibniziennes de langue
française" (2015.11.2)
2013年5月に、スペイン、ポルトガル、中南米全域のライプニッツ研究を包括するネットワークとして「イベリア・アメリカ・ライプニッツ協会」が発足しました。会長は、現在進行中のスペイン語版ライプニッツ著作集(全19巻)の編集・刊行、ならびに叢書Nova Leibnizを指揮するグラナダ大学のアントニオ・ニコラス教授です。ニコラス教授は、2013年5月31日~6月1日にハンーファーで開催された世界ライプニッツ協会会長ミーティングに早速出席されました。またそれより2週間後、すなわち上記の世界ライプニッツ協会会長ミーティングとほぼ同じ時期に、「ルーマニア・ライプニッツ協会」が誕生しました。また、中国では北京師範大学に、国際的なライプニッツ研究のための中独センターが設置されました。
第10回国際ライプニッツ会議は2016年7月にハノーファー・ライプニッツ大学を主会場として開催されます。2016年はライプニッツ没後300年、ハノーファー・ライプニッツ協会創立50年、国際ライプニッツ会議発足50年、そしてハノーファー大学がライプニッツ大学に改称されて10年という節目にあたります。この稀有ともいえる節目にあたる第10回国際ライプニッツ会議の準備として、会議の基本的な構想や企画などについて話し合うために、ライプニッツ大学ハノーファー市立ライプニッツ基金講座ならびにハノーファー・ライプニッツ協会の主催により、世界各国のライプニッツ協会会長がハノーファーに招集され、2013年5月31日~6月1日の二日間にわたり精力的にミーテイングを行いました。スペイン、イタリア、日本、北米、イスラエル、イベリア・中南米、そしてドイツの七つのライプニッツ協会の会長が招かれました。日本ライプニッツ協会からは酒井潔会長が出席しました。日本ライプニッツ協会に対しても、各国のライプニッツ協会と同様、主宰シンポジウムまたはセッションの企画・実施、そして日本ライプニッツ協会紹介コーナーの設置等々、積極的な関わりへの期待が表明されました。このミーティングの詳細につきましては、2013年11月16~17日に開催されます第5回日本ライプニッツ協会大会(於・慶應義塾大学三田キャンパス)において御報告する予定です。
この度東北・関東地方に生じた災害にあたり、イタリア・ライプニッツ協会(Sodalitas Leibnitiana)のパジーニ会長(Prof.Dr.Enrico Pasini)から、お見舞いと励ましのメッセージが届いています:「ここに、イタリア・ライプニッツ協会のライプニッツ研究者たちより、日本の仲間たちとの連帯の意を表明したく思います。少ないかもしれませんが、日本の皆さんのために、私たちに出来ることがあれば、喜んでいたします」(日本語訳)。
学習院大学東洋文化研究所プロジェクト「G・W・ライプニッツの中国布教論―比較思想史の視点から―」の招聘により、張西平教授が来日され、2月25日(金)、学習院大学東洋文化研究所にて講演されます。張教授は、中国における国際中国学センターやキリスト教研究センターなどを主宰。また2005年には、ライプニッツの『中国最新事情』(Novissima sinica,1697)の初めての中国語訳を、李文潮氏と共に編集・出版されました(大象出版社)。
第9回国際ライプニッツ会議(於・ハノーファー大学)の開催日が、2011年9月26日(月)~10月1日(土)に変更されましたので、御注意ください。また、発表を御希望の方は、2011年2月1日までに、発表題目を、メールで、会議事務局(kongress@Leibnizgesellschaft.de)までお届けください〔過日、「会員連絡」でお知らせした際、アドレスに誤りがありました。お詫びして左記の通り訂正いたします〕。なお、題目を 提出された後、5~10行程度のabstractを会議事務局に提出してください。なお、国際ライプニッツ会議の開催日変更にともない、「博士論文執筆予定者のための国際研究集会」(Doktorandenkolleg)の開催日も、2011年9月21日~9月25日に、変更されました。
パリ第四大学(ソルボンヌ)のJean Baptiste-Rauzy教授を中心に、"Centre d'Etudes Leibniziennes" の開設へ向け、準備が進められています。近い将来、日本ライプニッツ協会との連携も実現することが期待されます(Aix-en-Provence池田真治会員より)
EU機関の一つである「欧州学術基金」(European Science Foundation)は、学術雑誌評価委員会による評価を発表。哲学部門では305点の学術誌が審査対象に選ばれ、"Studia Leibnitiana" を含む44点が「A」ランク ("sehr gut, sehr wichtig") の評価を受けました。
主催者はハノーファー大学ライプニッツ基金講座(Prof.Dr.Wenchao Li)およびハノーファー・ライプニッツ協会です。ライプニッツ研究で博士論文を執筆しようとする人たちを支援対象とする特別コロキウムです。発表言語はドイツ語またはフランス語または英語です。指揮をとるのはミシェル・フィシャン教授(パリ大学)とウルズラ・ゴルデンバウム教授(アトランタ大学)です。北米、イタリア、スペイン、中国、日本の各ライプニッツ協会代表宛に、発表者を各会員の中から推薦するよう依頼がきております。発表を希望される方は、博士論文執筆計画の概要を日本語でA4版で1枚にまとめ、2010年12月31日までに、日本ライプニッツ協会事務局までメールでお送りください。希望者複数の場合は、日本ライプニッツ協会理事会で選考し、結果を応募者にお知らせいたします。
5~6年に一度全世界のライプニッツ研究者が一堂に会し、"ライプニッツ研究のオリンピック”ともいわれる、ライプニッツ協会(Gottfried-Wilhelm-Leibniz-Gesellschaft, Hannover)主催の「国際ライプニッツ会議」の次回大会開催日程が決定されました。開催日:2011年9月19日~23日、会場:ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ大学(ドイツ連邦共和国・ハノーファー市)、全体テーマ:「自然と主観」。過日、会員連絡に同封しました「第一回開催通知」にありますように、研究発表申込は2011年2月1日までに直接ハノーファーのライプニッツ協会(Gottfried-Wilhelm-Leibniz-Gesellschaft, Waterloostr.8, D-30169 Hannover) にお願いいたします。
グラナダ大学のニコラス教授(Prof.Dr.Juan Antonio Nicolas)を編集主幹として、2007年に、第一回配本として、アルノーとの往復書簡、デ・ボスとの往復書簡を収録した第14巻(478頁)がグラナダから刊行されました。全19巻には、形而上学、普遍学、百科全書、普遍言語、数学、科学・技術、生物学・医学、神学・宗教、倫理学・普遍法学などに関する諸著作をはじめ、『人間知性新論』、『弁神論』、そして、アルノー、デ・ボス、デ・フォルダー、J・ベルヌイ、ホッブズ、スピノザ、マルブランシュ、ヴァリニョン、ボスュエ、クラークらとの往復書簡が収録される予定です。スペイン、中南米諸国をはじめとする広大なスペイン語圏のライプニッツ研究にとってはもちろん、世界のライプニッツ研究にとっても画期的な寄与であると思われます。
"das ist eine ausgezeichnete Nachricht ! Ich moechte Ihnen sehr herzlich zur Gruendung der Societas Leibnitiana Japonica gratulieren".
(Prof. Dr. Herbert Breger, Leibniz-Archiv / Gottfried-Wilhelm-Leibniz-Gesellschaft e.V. Hannover)
"My congratulations for the creation of your Society. It will be a great honor for us, Leibniz scholars of Israel, to be your partners in the endeavor to make Leibniz's ideas better studied and disseminated throughout the world".
(Prof. Dr. Marcelo Dascal, Tel Aviv University)
"I am very glad to come your good news, and We would like to cooperate in future about Leibniz researches".
(Prof. Xiaoting Liu Beijing Normal University)
"Danke fuer die schoene Nachricht, und beste Glueckwuensche fuer die Societas Leibnitiana Japonica...Endlich haben wir es geschafft, und hoffentlich werden unsere Gesellschaften kuenftig mitarbeiten!".
(Prof. Dr.Enrico Pasini, Torino University)
"L’annonce de la fondation d’une Société Leibniz du Japon est très heureuse nouvelle. Les études leibniziennes japonaises, don’t la valeur est très justement renommée, receveront un élan supplementaire. Croyez bien que tous les leibniziens, en France et ailleurs, s’en rejouissent vivement".
(Prof. Dr.Michel Fichant, Université Paris-Sorbonne)
"Ich wuensche Ihnen das beste fuer die "Societas leibnitiana japonica".Gern wuerden wir mit Ihnen zusammenarbeiten".
(Prof. Dr.Juan A.Nicolas, Granada)
イタリア・ライプニッツ協会が2009年2月27日ローマで設立されました。第一回会員総会は2009年6月19日ナポリで開催され、初代会長にトリノ大学のE・パジーニ教授(Prof.Dr.Enrico Pasini)が選出されました。そしてフィレンツェ大学のM・ムニャイ教授(Prof.Dr.Massimo Mugnai)による記念講演「ライプニッツの関係の形而上学」が行われました。
日本ライプニッツ協会は、ドイツ連邦共和国ハノーファー市・ニーダーザクセン州立図書館(ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ図書館)内にある「ライプニッツ文書室」(Leibniz-Archiv) ならびに「ライプニッツ協会」(Gottfried-Wilhelm-Leibniz-Gesellschaft e.V. Hannover) との緊密な連携の下、またスペイン、イスラエル、北米などの各ライプニッツ協会とも連絡をとりあいながら、ライプニッツ研究の一層の発展と、相互の協力や友好に向けたさまざまな事業を計画・実施しています。