岡本順治研究室

学習院大学

cosmos
HOMERESEARCHEDUCATIONLinuxLaTeXet cetraPDGHOME(Deutsch)

AdobeReader_jpn-7.0.1-1の VineLinux 3.1CR へのインストール[11/02/2005]

      1. インストール
      2. メモ
  1. インストール

    http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep2.html から AdobeReader_jpn-7.0.1-1.i386.rpm をダウンロードしてインストールしました。
    size: 117,487,824 bytes
    Build Date: 2005年08月10日 02時54分25秒

    [root@oraora rpms]# rpm -ivh AdobeReader_jpn-7.0.1-1.i386.rpm

    Mozilla, Firefox の plugin のインストールは、 /usr/local/Adobe/Acrobat7.0/Browser/intellinux/nppdf.so を、ブラウザの plugins ディレクトリにコピーするだけですが、 /usr/local/Adobe/Acrobat7.0/Browser/ には、 install_browser_plugin というスクリプトがありますので、これでやってみました。

    [root@oraora Browser]# ./install_browser_plugin
    Adobe Reader 7.0 のインストール先ディレクトリを入力してください [/usr/local/Adobe/Acrobat7.0]
    
    1. グローバルインストールを実行
    2. ユーザ指定インストールを実行 (Mozilla/Firefox/Netscape)
    選択してください [1/2] 1
    
    ブラウザのインストール先ディレクトリを入力してください - /usr/lib/mozilla-1.7.8
    インストールは正常に終了しました。追加されたファイル /usr/lib/mozilla-1.7.8/plugins/nppdf.so
    
    他のブラウザをインストールしますか? [y/n]y
    
    ブラウザのインストール先ディレクトリを入力してください - /usr/lib/firefox-1.0.7
    インストールは正常に終了しました。追加されたファイル /usr/lib/firefox-1.0.7/plugins/nppdf.so
    
    他のブラウザをインストールしますか? [y/n] n
    
  2. [Linux版 AdobeReader7: メモ]

    (1) rpm package には、フォントも含まれている。 日本語 CIDFont は、KozGoPro-Medium, KozMinProIV-Regular が使われる。
    (2) 今までと同様に、本体は、/usr/bin/acroread
    (3) バイナリrpm のインストール先は、 /usr/local/Adobe/Acrobat7.0
    (4) gnome メニューでは「オフィス」にAdobe Reader として入った。
    (5) 言語を選択の部分が初めから、日本語になっている。 スクリプトのメッセージもちゃんと日本語化されている。 (これまでとは違い、力が入っている。)
    (6) スタートアップ時に、システムの言語(アプリケーションを表示する言語)を「日本語」と「英語」 から選択できる(「起動時に選択」を選択する)。
    (7) 「しおり」の日本語が読めるようになった。
    (8) 註釈や添付ファイルも読める。 (ここまできたら、AcrobatLinux 版(個人向け)を販売して欲しい。)
    (9) 思ったよりも、てきぱき動く。(Windows 版のように、 api をいっぱいロードするのに時間を食うことがない。)
    (10) 右上にAcrobatの広告バナーが表示される。 時間を追って変わるのだが、ちょっとうるさい。
    (11) xpdf-3.00-0vl6.2が提供する pdftotextは、 日本語のカッコなどの処理に問題があったが、 AdobeReader_jpn-7.0.1-1では、 メニューに「テキストとして保存」があり、きちんと動くようだ。 PDF 文書の Drag & Pastegedit を対象にすれば可能。
    (12) プリントアウト上の問題は、 HL-5070DN + cups の環境では無いようだ。
    (13) 検索は、該当のPDF 文書内の語の検索だけでなく、 特定ディレクトリ内のPDF 文書すべての串刺し検索が可能になった。 (が、ドイツ語やフランス語の特殊文字(入力・)検索ができない。 「発音区別記号とアクセント記号を無視する」という設定をしても、例えば ドイツ語ウムラウト文字の入った語は検索できない。)
    (14) SendMailでサポートしているメールクライアント は、Evolution, KMail, Mozilla, Mutt, Netscape
    (15) スペリングチェックは、英語(アメリカ合衆国)、英語(イギリス)、 英語(カナダ)のみのサポート。どうやったら追加できるのか、不明。
    (16) Create Adobe PDF Online は、 アメリカ、カナダでしかサポートされていない、 オンラインでPDF文書を作成できるサービス。 (日本では、なぜやらないの? 使えないメニューがあるのは、いらいら。)
    (17) ヘルプによると、 足りないフォントはネットから自動的にダウンロードするように促されるようだ。(これまでのように、 日本語文字の入った PDF ファイルを、 海外のPCで開けないようなことがなくなるのはうれしい)。 以下は、ヘルプファイルの引用。

    Adobe Reader 7.0 では言語のサポートが拡張され、 中央および東ヨーロッパ言語を含んだ PDF 文書の表示、 検索および印刷が可能となっています。それらの諸言語でのフォーム入力、 注釈および電子署名もサポートしています。 追加フォントのインストールが必要な文書を開くと、 適切な言語フォントキットのインストールを要求されます。

  このページの先頭へ戻る

  LINUXのページのトップへ戻る