専攻の紹介

カリキュラムの考え方

 本専攻の博士前期課程が養成をめざす高度な専門的職業人としてのアーキビストについては、日本においては、いまだ資格制度が整備されていませんが、近い将来の資格制度化が予測されることから、アーキビスト資格取得に必要となると思われる授業科目を盛り込むとともに、理論的科目と実務的科目のバランスならびに相互関連に配慮して、教育課程を体系的に編成しました(下記図を参照ください)。具体的には、下記図のように教育研究の柱となる「コア科目」を中心に「学際科目」「応用科目」を配置し、最後に学位論文を執筆して教育課程を修了する体系的な道筋を明確にしました。

アーカイブズ学専攻のカリキュラムの考え方

 博士後期課程は、アーカイブズ学研究を強力に推進し、同時にアーカイブズ学教育者としてアーキビスト養成も担っていけるような、世界に通用する研究者の育成が目標であることから、主体的な研究の場としてアーカイブズ学演習をおき、基礎理論から実践的技術に至るまで、アーカイブズ学の幅広い学問領域を幅広く学ぶ中で自らの研究を深めることができるよう、アーカイブズに関する中心科目(コア科目)を配置し、さらに、実践的研究の場としてアーカイブズ学実習を設けています。

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