[2019年度第2回例会]第7回ゾンビ映画研究会のお知らせ
2020年1月11日(土)に[2019年度第2回例会]第7回ゾンビ映画研究会を開催いたします。
【概要】
ともに「人のかたち」をこそ保ってはいるが、死体も人形も、本来、生命とは無縁の、動くはずのないモノである。ところが銀幕上で、それらは息づき蠢いている(ように見える)。
恐怖映画のなかで最も有名な「動く」人形といえばチャッキーであろう。そのチャッキーを主人公とする「チャイルド・プレイ」シリーズ(1988年~)は、ブードゥーの秘術に通じた連続殺人鬼が自らの魂を(大量生産品としての)チャッキー人形に籠めるところから始まる。他方、ゾンビ映画においても、最初に死体を蘇らせ歩かせたのはハイチのブードゥー魔術師であった。この看過できない共通項を手掛かりとして、(恐怖映画史上における)「ゾンビと人形」の関係について考える。
シリーズ第1作を鑑賞後、作品に関する理解を深めるために、会員の岡田尚文氏(表象文化論・映画史)と関根麻里恵氏(表象文化論・ジェンダー論)に解説をいただき、その後、参加者全員で議論することとしたい。
【開催日時・場所】
日時:2020年1月11日(土)14:00〜18:30(予定)
場所:南1号館301教室 キャンパスマップはこちら
入場無料、予約不要ですので、お気軽にご参加くださいませ。