茶色の文字で書いてある部分は、相当に細かい仕事の話なので、ふつうの読者の方は読み飛ばしてください。
すっかりごぶさたしています。
「学会に行く、ラーメンを食べたい」と書いて旅立ち、滞在先のホテルから謎めいた会場変更のメッセージを発信したまま消息を絶ったのだから、北海道のどこかでクマにでも襲われたのではないかとご心配になった方もいらっしゃると思います。 申し訳ありませんでした。
もちろん、北海道からは無事に戻り、講義も始まって実に多忙な日々を送っています。 講義、ゼミや、学科主任としての定常的な雑用に加えて、(かならず生じる物ですが)突発的な事務の事故の処理、生命科学科開設準備の(大変だけれど、楽しい)仕事などを次から次へとこなしている日々です。 でも、研究の方も、Komatsu-Nakagawa representation のその先を行く事を必死で考えていて、実りがあるかどうかはわからないものの、ともかく非自明だと思える事に色々と出会って、日々楽しく頭を悩ませています。
そんなわけで、学会の報告などを書いている暇もないのですが、やはり、鳴り物入りで開催した経済物理学のシンポジウムについてだけ、以下に。
シンポジウムは、経済物理学の研究に携わる物理学者だけでなく、一流の経済学者であり、内閣府経済財政諮問会議議員といった要職もつとめられている伊藤隆敏さんをも講演者・パネリストに迎え、開催された。 巨大スクリーンを設置した近代的な会場には、約二百人(主催者側発表)の参加者が集まった。
私は、シンポジウム冒頭の 10 分の基調講演と、シンポジウムの最後のパネルディスカッションの進行役(兼パネリスト)という大役をつとめることになっていたのである。 さすがの私にも、これはプレッシャーで、前の晩は夜や明け方に何度も目覚めてしまった。
シンポジウムについて詳述している余裕はないので、とりあえず、私が関わった部分について、どうしても今書いておかなくてはならないので、ごく簡単にその状況を伝えておこうと思う。
すみません。 忙しいと言いながら(本当に忙しいのですが)。まったく、エリカ様ネタの馬鹿日記を書いたきりで更新がなく、どうなっとるんじゃという感じですが、ともかく、大学人としても研究者としても激烈に忙しく、怒濤のような日々を過ごしています。あ、あくまで、当社比ですので、もっともっと怒濤の人たちもたくさんいらっしゃるとは思いますが。(それと、(あんまし怒濤じゃないけど)風邪もひいたんだった。)
でも、忙しいと言っても、決して馬鹿らしい忙しさではなく、それなりに、色々な事が進んでいくくのが実感される忙しさなので、よいです。 なんだかんだいって、とても楽しいのであった。
今日は一日中忙しいスケジュールだったので昨夜のうちに荷造りを終える予定だったのですが、昨夜は昨夜で、研究の方が怒濤になってしまって、もう荷造りどころか、ベッドに入って少し眠っても夢の中で佐々さんからのメールを読んで考えているという感じで明け方までろくに睡眠も取れないというすさまじい状況でした。 ま、そのへんについても、いずれ書けたら書きます。
というわけでこれから荷造りして明日の朝早く出発です。
行ってきます。