茶色の文字で書いてある部分は、相当に細かい仕事の話なので、ふつうの読者の方は読み飛ばしてください。
というわけで(?),すごい能率と集中力でひたすらずっと仕事をし続けるモードに入ろうと決意して,入りました.
実際にずっと仕事しているし,実際に(今のところ)すごい能率です.日記もたぶんあまり書きません.すみません.ごくたまにスイッチが切れて,アホなことを Twitter に書くかも.
これに伴って,(既に引き受けたもの以外は)外での講演とかセミナーとかはいっさいしません.研究会とか他の人のセミナーに顔を出すとかもしないつもり.ちょっと寂しいですが,そう決めないと,現状を打開できない.ぎゃんばります.
「すごい能率と集中力モード」は,週末だろうと講義があろうと,ずっと続いていたのだけれど,木曜日に胃カメラの検査を受けにいって(で,お医者さんで待っているあいだもずっと論文を読んだりしていて)家に戻ったあたりで急に失速した. 検査のときの麻酔の後遺症か,あるいは,単に疲れが出たのか.
まあ,焦らず,自然と復調するのを待つ.
数理物理・物性基礎セミナー(第 30 回)
日時:2013 年 11 月 16 日(土)14:00 〜 17:30
場所: 学習院大学中央教育研究棟 404(道順)
松川 宏(青山学院大学理工学部)
「摩擦の物理」
次の数物セミナーは青学の松川さん。
今では日本における摩擦の理論研究の第一人者だと思う。
岩波から摩擦の本も出したし、大槻さんとの共同の弾性体の摩擦の理論もまとまったし、松川さんのお話をじっくりと聴くよいチャンスだろう(摩擦の本にサインをしてほしい人は、当日、持ってこよう!)。
松川さんは話がきわめて上手だし、テーマも親しみやすいので、学生や一般の物理ファンも含めて、多くの人に楽しんでもらえるセミナーになるはず。お誘いあわせの上、是非、目白へどうぞ。
かれの話は,実験のレビューをしていても,自分たちの理論やシミュレーションのことを解説していても,なんというか,「物理」がダイレクトに見える感触があって好きだ.
松川は相変わらずよく飲む.