赤荻研究室
〒171-8588
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(理学部)
珪酸塩や金属酸化物など無機化合物の高温高圧下における相転移とその相平衡関係を明らかにする。新規無機化合物高圧相の結晶構造を解析し、エンタルピー・熱容量などの熱力学的諸量と磁性等の物性測定を行う。これらによって、無機化合物高圧相の特性を解明するとともに、高精度の高圧相平衡関係を熱力学的手法によって決定する。これらを通じて、地球深部の高温高圧下における鉱物の相平衡関係を明らかにすると共に、無機化合物の高圧相転移の結晶化学を解明し、新しい無機材料を創製する基礎となることを目指す。
■ 超高圧高温発生技術の開発
■ 遷移金属酸化物、ハロゲン化物などの高圧相転移
■ 高圧下でのポストスピネル型化合物、ポストペロブスカイト型化合物の探索、結晶構造解析、相平衡
■ 珪酸塩や遷移金属酸化物などの高圧相の高温熱量測定
■ 酸化条件下でのBubbling法による鉄、マンガン、クロムを含むケイ酸塩の高温熱量測定
■ 微少量の珪酸塩高圧相の低温熱容量測定と標準エントロピーの決定
■ 微少量の珪酸塩高圧相の高温熱容量測定、高圧ラマン分光測定、熱力学的諸量の理論計算