国際研究集会「計量・数理政治学のフロンティア」
■日時 2011年1月7日(金)、8日(土)
■場所 学習院 大学 東2号館 13階 法学部大会議室 (学内地図)
JR目白駅の改札を出てすぐ右手に西門があります。が、初めての方は、まず目白通り沿いに正門まで進み、そこで丁度右に曲がって木立の中を細い道なりにまっすぐ進むのがよいと思われます。一番背の高い建物にぶつかると、それが東2号館です。駅から10分くらいです。
■内容・目的
広く計量・数理政治学について、英語雑誌に投稿する予定の論文について報告いただき、じっくり議論し
ます(
なお前回報告された論文のうち2本が、Journal of Theoretical
PoliticsとPublic Choiceに採択されました(近刊))。
また普段海外にいる方が日本に帰国するついでに立ち寄り、国内外の研究者の交
流の場になることも企図しています。
またこれとは別に、教育水準の向上を目的とした、学部学生・院生による研究発表も行います。
■プログラム
◎報告要旨
◎1日目(1月7日(金))
◎午前の部 司会 斉藤淳 (Yale University)
9:00
参加者自己紹介
9:10
浅古泰史(日本銀行)
"The Effects of Violence on Political Elections"
10:00
福元健太郎(学習院大学)
"A Bayesian View of Party Systems"
11:00
肥前洋一(北海道大学)・安達貴教(名古屋大学)
"Political Accountability, Electoral Control and Media Bias"
11:50
昼食。8階第2会議室へ移動。立食形式で主催者が用意します。
◎午後の部 司会 堤英敬(香川大学)
13:00
堀内勇作(Australian National University)・佐藤愛 (Australian National University)
"Electoral Redistricting, Incumbency Advantage, and Endogenous Candidate Selection"
13:50
籠谷公司(Trinity College Dublin)
"Signaling, Trade, and Alliance Commitment in Crisis"
15:00
黒阪健吾(北海道大学)・肥前洋一(北海道大学)・犬飼佳吾(北海道大学)
"Duverger's Law in the Laboratory"
15:50
斉藤淳 (Yale University)
"Using Synthetic Control to Analyze the Decline of the LDP's Electoral Performance"
17:00
ラウンド・テーブル:How to Publish in Leading English Journals
次の3人による話題提供に引き続いて、論文をどのように書くか、各ジャーナルの編集方針や採択状況はど
うなっているかなどといったことについて、インフォーマルに情報交換したいと思います。
籠谷公司(Trinity College Dublin, UCLA Ph.D.)
「APSRのUCLA編集部」
福元健太郎(学習院大学、AJPS編集委員)
「AJPS編集長の編集方針」
斉藤淳 (Yale University)
「Cambridge University Pressの話」
18:00
懇親会
東2号館1階で待ち合わせ(もしくは懇親会場に直接行っていただいても構いません。)
いわし料理 すみれ(TEL 03-3952-3896)
◎2日目(1月8日(土))
◎午前の部 司会 名取良太(関西大学)
9:00
梅田道生(University of Michigan)
"Challenging Strongmen with Zombies: Incumbency Advantage and the Double Candidacy System in Japan"
9:50
渡辺安虎(Northwestern University)・川合慶(Northwestern University)
"Inferring Strategic Voting"
11:00
和田淳一郎(横浜市立大学)
"Divisor Apportionment Method and Generalized Entropy Based on Atkinson Social Welfare Function"
11:50
昼食。主催者が用意します。
◎午後の部 学部学生・院生による研究発表 司会 堀内勇作(Australian National University)
以下は「英語雑誌に投稿する予定の論文」ではなく、教育の水準を上げることを目的としたものですので、集会参加者の出席は自由です。
13:00
茨木瞬(横浜市立大学)
「二大政党化と参議院二人区」
13:30
田中翔一郎(学習院大学)
「選挙の効果:実験による分析」
14:00
川原司(関西大学)・高木紀明(関西大学)
「参院選データベース構築と基礎的データ分析」
14:40-16:30
主催科研のメンバー(研究代表者・研究分担者・連携研究者)のみによる打合せ(非公開)。8階第2会議室。
■応募方法
◎報告しない参加の場合
氏名(漢字)、所属、報告なしの参加の旨、電子メールアドレス、懇親会・初日の昼食・2日目の昼食の出欠を、11月12日(金)〜12月9日(木)の期間に福元(First Name dot Last Name at gakushuin dot ac dot jp)宛へお知らせ下さい。
◎報告する場合→締め切りました
氏名(漢字)、所属、電子メールアドレス、報告題名(英文)、概要(英文、
150 words以内)をメールで福元(First Name dot Last Name at gakushuin dot ac dot jp)宛に10月
28日(木)までにお知らせ下さい。なお論文もあればご提出いただけると助か
ります。但し論文があるからといって優先して採択するわけではありません。
企画委員会が審査し、11月11日(木)までに採否をメールでお知らせすると
ともに、プログラムをこの研究集会用のホームページに掲載します。
◎学部学生・院生による研究発表で報告する場合→締め切りました
指導教授が日本語で、指導教授の氏名・所属、報告する学部学生・院生の氏名・所属、報告の題名と要旨(150字以内)を、メールで福元宛に11月30日(火)までにお知らせ下さい。
■報告者の方へ
・1報告の持ち時間は50分です。その中で、質疑応答の時間配分を何分にするか、最後にまとめるか、随時受け付けるかは、報告者にお任せします。当日冒頭にお話下さい。
・パワーポイントを使用する場合は、1月4日(火)までに福元へお送り下さい。
ファイル名はお名前を入れて下さい(例:Fukumoto.pptx)。
こちらでまとめて印刷し、当日配布する他、予めパソコンに載せておきます。
他に配布物がある場合も、同様とします。但し論文は除きます。
会場では、こちらでパソコン(Vista)、プラズマ・ディスプレー、リモコン・マウスを用意します。
当日の時間を節約するためなので、ご協力よろしくお願いします。
■その他
・共著の場合、報告者を冒頭に記しています。
・会場では、飲み物、茶菓を用意致します。
・暖房の調子が悪い場合があり得ますので、誠に恐縮ですが、防寒対策をお願いします。
・給料を得ていない首都圏外の大学院生に英語で報告していただく場合、希望があれ
ば、国内1泊2日までの旅費・交通費を主催者より支出します。→締め切りました
・この研究集会は、少なくとも科研費が終了する2014年までは、毎年1月頃に開催する予定ですので、報告・参加を希望される方で案内が届かない方は、福元までご連絡下さい。
・過去のプログラム
2009年
2010年
■主催
日本学術振興会・科学研究費補助金・基盤研究B
「戦後日本の政治変動と参議院選挙:市区町村別データに基づく実証的研究」(研究代表者:福元健太郎)
◎企画委員会
斉藤淳(Yale University)、福元健太郎(学習院大学)、堀内勇作(Australian National University)
■共催
政治学方法論研究会(日本政治学会・分野別研究会)