[2021年度第1回例会]第9回ゾンビ映画研究会のお知らせ

2021年8月28日(土)に[2021年度第1回例会]第9回ゾンビ映画研究会を開催いたします。

【詳細】
日時:8月28日(土)14時00分~16時00分
場所:Zoom

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※これまでのゾンビ映画研究会のレジュメをご覧になりたいかたはこちら

【概要】
 今年5月、ザック・スナイダー監督の最新作『アーミー・オブ・ザ・デッド』がNetflixから配信開始された。この映画の「主人公」と呼ぶべきゾンビは、当研究会がこれまで検証してきた「ロメロ・ゾンビ」と比較するとき、全く逆の性格を有しているように見える。ロメロ・ゾンビは奴隷や労働者、消費者のメタファーとしてあった。これに対し、本作品では、スーパーマンならぬスーパーゾンビ(その名もゼウス)が登場し、王妃と共にラスベガスのカジノ(その名も「オリンポス」)に死者の王国を築き上げるのである。しかし、果たしてそれは、ゾンビにとって寿ぐべき出来事(主体化 ?)だったのだろうか。
 この度のゾンビ映画研究会では、上記スナイダーのゾンビ映画第二作とロメロの後期ゾンビ映画第一作『ランド・オブ・ザ・デッド』(2005年)を取り上げ、比較することで、ゾンビ表象の潜在的可能性について考える手掛かりとしたい。

解説:岡田尚文(学習院大学/慶應義塾大学非常勤講師、映画史・表象文化論)
「スナイダーVSロメロ、あるいはドラキュラVSフランケンシュタイン」

【申込方法】
参加を希望される方は、下記メールアドレスまでまでご連絡ください。折り返しZOOMのURLをご案内いたします。
なお、なるべく作品を鑑賞のうえでご参加ください。
guscscvr1@gmail.com