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阿形 清和 教授 |
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(分子発生学) |
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少年サッカーの監督で一年中日焼けしているので、京大から来た教授と紹介されても、ピンとこない。
しかし、プラナリアやイモリを使った再生研究の世界の第一人者であり、発生生物学会や動物学会の会長を歴任している生物・生命科学分野の有名人である。
岩波書店から出版した科学絵本『切っても切ってもプラナリア』は理科少年・少女のバイブル的存在。
サイエンス・トークも巧みで、高校生・大学生からもカリスマ教授として絶大なる人気を得ている。
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【受賞暦】日本動物学会賞、文部科学大臣賞を受賞 |
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安達 卓 教授 |
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(発生遺伝学) |
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ヒトをはじめ長生きする動物は、増殖・分化・アポトーシス(細胞死)の調節によって古くなった細胞を更新し、それによりどのくらい長く生体機能を維持できるかで寿命が決まる。遺伝学の研究に適したショウジョウバエを駆使して、この仕組みを解明する。
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岡田 哲二 教授 |
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(構造生物学) |
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細胞の表面を形成する脂質二重膜中には、物質輸送や情報伝達など重要な機能を担う膜タンパク質も存在している。これらは水に溶けにくいために立体構造情報を得るのが困難であるが、視覚機能を担う膜タンパク質を中心としてX線を用いた高分解能解析をめざす。
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【受賞暦】Thomson Scientific Research Front Award 2004、文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞 |
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岡本 治正 教授 |
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(発生神経生物学) |
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「ものを考えたり学習したりする器官」である脳の元となる神経板は、進化的にも起源の古い組織である。この脳の発生を解明することは、脳をどう再生させるか、をということを考える手がかりとなる。
主にアフリカツメガエルの胚を用いて、動物の脳がどのように発生するか、ということを調べている。
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清末 知宏 教授
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(植物生理学) |
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植物は光を光合成のエネルギー源としてだけではなく、外界を知るためのシグナルとしても利用している。植物が光受容体を介して受け取った光情報をどのようにその成長・分化の制御に利用しているのか、その仕組みをモデル植物シロイヌナズナの遺伝子から解明する。
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【受賞暦】日本植物細胞分子生物学会奨励賞を受賞 |
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小島 修一 教授
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(タンパク質化学) |
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さまざまな「生命分子」がお互いに相互作用し合うことによって引き起こされる生命現象のうち、タンパク質分解酵素が関わるものについて、その反応を制御するタンパク質を活用しながら、遺伝子工学や物理化学的手法を駆使して、詳細な解析を進めている。さらにそれを発展させ、高機能なタンパク質の創製にも挑んでいる。
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高島 明彦 教授 |
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(神経生物学) |
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アルツハイマー病は最初に記憶障害が起こり、人格変化を伴い認知症となる。アルツハイマー病治療薬開発のため、
アルツハイマー病の脳の中で起こっていることを分子レベルで解明し、治療薬開発を行う「脳を守る」研究を行う。
この研究は、病気の実体である記憶の機構や心の実体を明らかにする「脳を知る」研究に繋がる。
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【受賞暦】Neuroscience Research Excellent Paper Awardを受賞 |
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菱田 卓 教授 |
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(分子生物学) |
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DNA相同組換えは、遺伝的多様性獲得の原動力である一方、DNA損傷を正確に修復することでゲノム安定性維持に重要な役割を果たしている。日常的に発生するDNA損傷に対して生物は如何にしてゲノムの安定性を維持するか、その仕組みを酵母細胞等を用いて解明する。
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