2002年度
夏合宿
共同研究計画発表会
2003年度
4大学合同勉強会
4大学合同勉強会
共同研究発表会


    【設定条件】

    1、日本海(公海)を航海中の米海軍巡洋艦1隻と自衛艦(イージス艦)1隻が
      北朝鮮のものと見られる不審船数隻と遭遇した。

    2、検閲をしようと米海軍巡洋艦が不審船をよびとめたところ、いきなり不審船
      が(米海軍巡洋艦)に重火器で攻撃をし、不審船と米海軍の間に銃撃戦が
      開始された。

    3、その結果、数隻の不審船の傍にいたと考えられる不審潜水艦から魚雷が
      発射され、米艦艇はかなりの損害を破り、このままでは沈没しそうな状況
      となった。

    4、自衛艦は「集団的自衛権は保有するが行使せず」の政府見解の立場を守
      り、これをじっと監視するのみであったが、すぐ隣りの米艦艇が沈没しそう
      になり、かなりの被害を破り死傷者が発生すると考えられ、決断を迫られて
      いた。




    【ルール】

    ・作戦タイム (5分×3回)
       ― タイムを要請した国に畠山先生・川上先生がアドバイスに入る。
         その間、他の国は個別に作戦を練ることができる。

    ・交渉タイム (5分×3回)
       ― 特定国との交渉を提案。
         相手国または相手国代表と接触・対話を行うことができる。


    【留意点】

    @常に目標を明確にすること
       ― 情勢の変化によって目標は変わりうるが、常に目的的に判断する。
         目標を相手に察知される事は有利な行動が採り難くくなる為注意する。

    A相手の目標を明確につかめ
       ― さまざまな方法でカマをかけ、相手の本心を見抜け。
         相手の目標・意思を変えさせていくのが戦略ゲームの本質である。

    B相手の弱点をつくこと
       ― 弱点は相手の態度を変える有効な手段。

    C相手の利益に付け込むこと
       ― 相手の利害損失を考えれば、味方に引き入れる手立てが見える。

    D他国との連携を考えること
       ― 連携プレーはさまざまな可能性を引き出す。
         逆に相手の連携戦略を妨害せよ。

    E選択肢は複数持つこと
       ― 常に次なる手を考えて置くことが有利な展開をもたらす。


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