2002年度
夏合宿
共同研究計画発表会
2003年度
4大学合同勉強会
4大学合同勉強会
共同研究発表会
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時 間 行動 または 言動等
11:41



韓 国  3ヶ国で話し合ったところ、アジアでのつながりを強めていきたいという平和的な会となり、
 3ヶ国で共同宣言を出したいと思う。それに際し、共同宣言の内容説明を中国に求める。
中 国  韓国が示した3ヶ国宣言に賛成である。内容は、日本海または日中韓3ヶ国の周辺で起こ
 る開戦を拒否するというもの。この宣言に対し、ロシアの意見を求める。
11:43 アメリカ  それは、3ヶ国間で安全保障条約を結ぶということか?
中 国  話しはまだそこまでは至っていない。『開戦の拒否』という内容に留まっている。
11:44 日 本  もちろん賛成する。この共同宣言に対するロシアの意見を聞きたい。
11:45



ロシア  アジア地域の平和を考えているので、共同宣言に賛同する。
日 本  この共同宣言に参加してくれるということか?
ロシア  話し合いに参加していないので、共同宣言に署名することはできないが、アジアの平和を
 第一と考えているから、話し合いの機会を持ってくれれば検討していくことは可能である。
11:46 日 本  ロシアを含めた、日本、韓国、中国による4ヶ国協議を要請する。
11:47












アメリカ
 全世界に対してお知らせ。CIAの情報によると、北朝鮮の工作員が日本国内でテロを計画
 している模様。
日 本  そのような情報は確認していません。
アメリカ  情報が入ったということを伝えているだけである。
日 本  確認していないということを伝えたまでである。
アメリカ  了解。
日 本  先ほど提案した4ヶ国協議を開始しても良いか?
北朝鮮  その前に一言。友好的な態度を示してくれている日本に対し、テロ行為をするほど北朝鮮も
 馬鹿な国ではない。
日 本  謝意。(笑)
11:49


アメリカ


 3ヶ国の共同宣言の内容からすると、先ほどCIAから情報があったようなテロが起きた場合、
 アメリカとしては安全保障条約に関わる問題だと思う。アメリカとしては、一切手出しができ
 ない、またはしないということも考えられるが、日本政府はそれでも良いのか?(日米安保に
 抵触しているのではないか?日本政府の真意を正したい。)
 同時に、韓国に対しても同様に米韓条約の真意を正したい。
― 状況の展開 ―
11:51 議 長  韓国国内で、在韓米軍による不祥事が発覚し、反発が高まる。マスコミが特集を組み、激し
 く抗議をする世論が高まっている。
11:53






日 本
 日本の意思表明。自衛はするが、戦闘に行かない(先制攻撃はしない)。3ヶ国の共同宣
 言は、戦争を拒否するという意思を表明したまでであり、日米安全保障条約の破棄を宣言
 したわけではない。
中 国  現時点で3ヶ国の考えが、同じ方向を向いていたというもの。海上における戦闘が始まった
 場合、それを拒否し、また遺憾の意を表明するということ。
日 本  中国のこの意見に同調。
議 長  では、これ以上アメリカは日本を守ってくれないということになるが良いのか?
11:54

日 本  3ヶ国宣言は、米国が武力行使も辞さないという態度に出たことにより、米国に対し、戦争
 を起こしてほしくないという3ヶ国からの要請という意味合いのものである。
議 長  戦争放棄ではないのか?
11:55

中 国  3ヶ国で共通していたのは、この米VS北朝鮮の紛争が、3ヶ国の周りにおける国家間の戦
 争に発展することを避けるということ。全ての戦争を放棄するのではない。
韓 国  中国と同様に、今回の事件に関し、北朝鮮とアメリカの衝突を避けたいという意。
11:58 議 長  3ヶ国宣言の趣旨は、アメリカに対し、北朝鮮に武力的な形でこの事件の解決を求めないよ
 うに要求するということで良いか?戦争放棄は、自衛権の否定(拒否)になるが良いのか?
11:59




中 国

 3ヶ国宣言の内容を、自衛を含めた戦争の拒否という意味とするのか、北朝鮮と米国が戦
 争に至る場合に、それを拒否するという意味とし共同したのか、再度確認を取りたいので、
 4ヶ国協議へ移っても良いか?
議 長  平和的解決を望むということで良いのか?
中 国  了承。
12:00















北朝鮮  タイミングがずれてしまったが、北朝鮮はこの3ヶ国宣言を武力によらないものであるという
 点で、好意的に受けとめた。
議 長






















 
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一連の流れを受けてポイント整理。
韓中日の3ヶ国共同宣言について、北朝鮮の今回の事態に関しては平和的解決を望み、強くアメリカに要求するという宣言が出たということである。
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