2002年度
夏合宿
共同研究計画発表会
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4大学合同勉強会
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共同研究発表会
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時 間 行動 または 言動等
10:16


   中韓交渉 終了
北朝鮮  米国の発言を受け、不審船の調査を開始。調査結果が出るまで判断を待ってほしい。結果
 を待たずに不審船が北朝鮮のものであると米国に断定されたことに対し、少々遺憾である。
10:17



アメリカ  調査結果を待つといっても、監視衛星により北朝鮮領域内に不審船が入ったことが判明した
 ので、北朝鮮国籍の船であると断定しても良いのではないかと考えた。
北朝鮮  領海内には入ったが、今の状況では港にまでは入っていないので、調査中である。
アメリカ  では、北朝鮮領域内に入ったということで、領海侵犯で攻撃はしないのか?
10:18



北朝鮮  調査をしているので待って下さい!現在、その不審船を捜索中。(攻撃するための資料を集
 めている。)
議 長  日本側は北朝鮮の船を追いかけたのか?
日 本  追いかけていない。
― 状況の展開 ―
  議 長  不審船はついに北朝鮮の港に入港した。
10:19












北朝鮮





























アメリカ
 調査結果の報告を受け、まず攻撃を受けたということであるが、米国としては、国際法上の
 権利を行使し、検閲をしようとしたのであって、攻撃はしていないのだが。
10:20

北朝鮮

 正当防衛による攻撃のつもりが、民間船の誤報であった。潜水艦が現場に到着したときに
 は、すでに戦闘が開始されていたため、民間船の情報が正しいと判断し、攻撃をしてしまっ
 た。
10:21
アメリカ
 誤報ということは分かったが、潜水艦が軍のものであるということから、北朝鮮の国としての
 責任を求めると同時に、乗組員の受け渡しを要求する。
10:22

北朝鮮

 その軍人に関しては国内で処分をするので、引き渡しには応じられない。(内政不干渉)
 
誤報により誤爆があったことに対し謝罪するが、意図があったことではなく、一つの事故であ
 ると北朝鮮では受けとめている。
10:23


議 長


 背景の確認。
 米国側には死傷者が出たということで、米国内世論が沸騰している。米政府は対 応に苦慮
 している。特にマスコミ(ABC放送など)激しい『反ブッシュキャンペーン』を展開中。要するに、
 「なぜ、強い態度に出ないのか!?」ということ。
10:24 中 国  米国に提案。現在北朝鮮は乗組員の引き渡しを拒否しているが、米国が中国に対し、何か
 優遇をしてくれるのであれば、中国から北朝鮮に乗組員を引き渡すよう説得をしても良いが…。
10:25


アメリカ


 中国の行為に対し感謝するが、今回の事件は、民間船の情報を真に受けるという北朝鮮の
 軍の失態であると思うし、国際社会に対する責任の取り方を、国内問題として解決している
 ことを非常に遺憾に思う。そこで米国は、北朝鮮が乗組員の即刻引き渡しをしない場合、武
 力行使も辞さないという姿勢である。
10:26



韓 国

 米国に提案。将来的な武力行使にあたり、在韓米軍を発動しないということを確証してくれ
 るのであれば、韓国は北朝鮮に対し同一民族として真摯な対応をとるよう働きかけても良い
 が…。
中 国  韓国の提案に賛成。
10:27

ロシア

 対アジア太平洋地域外交に積極的に関与することを目指しており、今回の事件を受け、米
 国同様積極的に関わっていきたいと思う。北朝鮮の行動を非難すると共に、米国と共同して
 この問題に取り組みたい。(米露共同宣言)
10:28

中 国  北朝鮮に対し交渉を要求。
ロシア  米国に対し交渉を要求。
10:29
   中朝交渉、米露交渉 開始
10:34
   中朝交渉、米露交渉 終了
10:35



議 長



 状況の確認。
 日本側の自衛艦が不審船の追跡をしなかったことに対し、日本の与党内から小泉内閣の
 対応の不手際を激しく非難する決議案が出された。マスコミは同調し、さらに、米軍に死傷
 者が出たことも取り上げて、政府は激しく突き上げられている。小泉内閣、選挙にも影響が
 出そうな様子である。
 北朝鮮の潜水艦(軍艦)が遊泳中に民間船(同胞の船)から無線連絡を受け、自衛権を発動し攻撃(援護射撃)をした。無線内容は、「突然軍艦と思しき船二隻から追跡され、攻撃を受けた。」というもの。
 それを受け、自衛権の下に遊泳中の軍艦が独断で攻撃をした。民間人は英語を解さないとしている。

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      アメリカ (右)と日本 (左)
調査結果が出た。
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