LaTeX 学習
ここでは、Mac での操作を前提にして作業を説明する。LaTeX 自体はユニバーサルなので、どの OS でも同じ挙動をするはずなので、TeX コマンドはそのまま使える。
エディターは
TeXShop.app
を想定 (
TeXLive
パッケージに自動で入っている)。
設定は、
Mac を買ったなら
の該当する所を見て欲しい。自分用のメモをウェブページにしただけなので、分かりにくい所は質問を是非してほしい。
簡単な文章を書いてみる。
まず、TeXShop.app を開いて、以下を書いて、コンパイルする。
1 | \documentclass [dvipdfmx]{jreport} |
4 | This is my first tex project. |
基本的には、\begin{document}と\end{document}の間に書きたい文章を書けば、それを出力することができる。
TeX において改行はほとんど意味を持たない (意味を持つ場合が
LaTeX
に示されている)。
つまり、以下の 2 つは同じ出力となる。
1 | \documentclass [12pt]{jreport} |
4 | This is my first tex project. |
01 | \documentclass [12pt]{jreport} |
ただし、空行は新しい段落を生む。以下を試してみるといい。
1 | \documentclass [12pt]{jreport} |
4 | This is my first tex project. |
6 | This is the second paragraph. |
同じパラグラフの中で改行を入れたければ、\\ を書く。
01 | \documentclass [12pt]{jreport} |
04 | This is my first tex project. |
06 | This is the second paragraph. \ \ |
07 | This is the 2nd line. \ \ |
10 | THis is the third paragraph. |
数式を書いてみる
数式には大きく分けて二種類ある。一つは行内に書くもので、もう一つは、別行に書くものである。以下での\begin{document}と\end{document}の中身だけ書く。
1 | Define a function $f (x)$ as follows: |
3 | f (x) = a x^2 + b x + c. |
ここで、$ で囲んだものは、行内に現れる。数式の記号等の基本的なものは、
LaTeX の記号
を参照してほしい。