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![]() 学習院大学、中国復旦大学、韓国慶北大学校の3地点を結んだネットキャンパスの開通式典は見事成功した。機器はアメリカ・ポリコム社製のテレビ会議システムVSX7000sを使用し、LAN端子に接続してインターネット回線で通信した。リモコンで通信先へのコール、カメラ移動、画像の切り替えなどの操作ができ、通信先のIPアドレス設定を一度行えば、次回からはすぐに相手方をコールできる。 開通式典は福井憲彦学習院大学文学部長の開幕の辞から始ま ![]() 東京・上海間は2000キロ、東京・大邱間は1000キロ、上海・大邱間も1000キロ、これだけ遠く離れた三箇所で臨場感ある同時会議が出来たことはすばらしい。交通機関が発達したといっても、東京・上海間 ![]() このネット環境をどのように活用していくのか。開通式ではネットキ ![]() 最後に慶北大学校社会教育学部の学部長金辰雄氏の閉会の辞で、2時間に及ぶ開通式は成功裏に終わった。三大学でそれぞれ用意していたお酒で画面を通じて乾杯し、今後の発展を誓った。当日の参加者は中国側15名、日本側29名、韓国側11名の総勢55名にも及ぶ。これだけの人々が一箇所に集合して会議を開催すれば渡航費、滞在費など経費は計り知れない。それがこれほど簡単に開催できたことは会議システムの効用である。 |
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![]() 2006年9月1日、仮称「学習院大学上海国際交流中心」(日本語:学習院大学上海国際交流センター)」とするインターオフィスを開設させた。住所は上海市楊浦区武東路28弄2-4号 同和国際公寓4号302室(86-21-65106354直通)、復旦大学の北区学生公寓北隣、武東路の「羅森(ローソン)」の裏手にある。部屋は120平米、3LDKで個室3室とリビングルーム、キッチン、シャワー室がある。 インターオフィスは、学習院大学から派遣した駐在員が管理し、交 ![]() 現在学習院大学博士課程の放生育王君が滞在し、歴史地理研究中心の大学院の講義に出席しながら、大学情報を伝えている。すでにブログを立ち上げ、上海情報を発信しはじめた。学習院大学の同窓会の上海支部である上海桜友会30数名とも連携が始まった。現地には日本企業、日中合弁企業、中国企業に勤務するOBが多い。学習院大学を卒業した中国人留学生も数名いる。こうしたネットワークを今後学習院大学としても活用していきたい。学習院大学からは毎年2〜3名の留学生を復旦大学に送り込んでいる。留学生の宿舎もインターオフィスに近い。インターオフィスは大学間の学術交流だけでなく、より広い活動拠点ともなるであろう。 学習院大学上海国際交流中心blog http://gakushuin.exblog.jp/(2008年2月以前) http://gakushuinsh.blog70.fc2.com/ |