Theme 1: 豊かな国を考える ~ イギリス消費社会論 ~




  

「生まれながらにして裕福、生まれながらにして貧困 ーー 僕らが生きる日本は、なにか見えない壁に分断されているように感じる。このままでいいのか、これまでも、これからも・・・。」 学生プレ企画では、イギリス階級調査を行ったマイク・ サヴェジ ロンドン大学教授をお招きし、BBCが開発したウェブ調査「階級算出装置(クラス・カリキュレーター)」を真似て、学内限定アンケート調査&分析を試しながら日本社会とイギリスの階級社会の違いを一緒に考えました。 学生プレ企画の開催前に、学習院大学で学内限定アンケート調査を実施し、当日は対面イベントが規制されている最中に、Zoom ブレイクアウトルームで教室外の参加者と繋がりながら、同時配信でみんなで分析を行いました。学生プレ企画交流イベントで分析するための、アンケート調査にご協力くださったみなさん、ありがとうございました。学生プレ企画の開催後には、国際会議組・゚*.☆彡主催の特別企画公開パネルディスカッション「格差社会:日本と英国」の Zoom ウェビナーに移動して、 学生プレ企画で分析結果に対してコメントをくださったマイク・サヴェジ ロンドン大学教授が、他の日英の登壇者らと繰り広げた対話を聞きました。


Theme 2: 貧しい国を考える ~ ボルネオプロジェクト ~




  

東南アジアの急速な経済発展の渦中にあるマレーシアには、都市部に日本と変わらぬ近代化された街が広がる一方、ブアイヤン村のような手つかずの大自然の中で自給自足で生計を立てる村もあります。人口約150人が居住するブアイヤン村は生活水準は低いものの、恵まれた森林資源を持ち、子供や若者が多く活気にあふれています。また、それぞれが責任を持って自分たちのペースで共同作業をしながら営む生活スタイルは、コミュニティの 絆も強く、精神的な豊かさを感じさせます。ある意味、街で賃金労働を強いられるよりもずっと豊かな生活をしているのではないか――そんな思いすら抱かせるのです。   「ボルネオプロジェクト」の最大の目的は、そんな農村の暮らしぶりにボランティア活動を通じて“とけこむ”ことで、持続可能な経済発展とは何か、多様性とは何かということを体全体で感じようというものです。ただしそこで完結するのではなく、帰国後はプロジェクトの締めくくりとして、それぞれのテーマに基づき研究論文を仕上げることを課しています。そのため春から夏にかけて準備期間をしっかり取り、主に英語の文献をひもとき事前の調査を進めながら、各々がやりたいテーマを絞っていくことが欠かせません。



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Updated: 2023-05-07

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