「東アジアにおける儒仏道三教の形成と展開」
研究教育プログラム

方 浩范(FANG HAOFAN)

「東アジアにおける儒仏道三教の形成と展開」
研究教育プログラム
招聘研究者

1987年東北師範大学卒業
1987〜2005年延辺大学助教・講師・副教授歴任
2000年延辺大学修士課程修了(外国哲学修士)
2004年韓国・全南大学校にて哲学博士学位取得
2005〜現在延辺大学政治学系教授


研究テーマ
「東アジア文化史上の価値体系の研究−儒仏道の衝突と融合の歴史」



私は、これまでに中国哲学社会科学基金研究プロジェクト
「儒家思想の東北アジア調和の文化環境構築における位置」
を完成させ、
現在、延辺大学211重点プロジェクト
「東アジア文化史上の価値体系の研究−儒仏道の衝突と融合の歴史」
の研究を進めている。


今回の学術交流の機会を利用して、
重点的に以下の各分野に関する研究をすすめたいと考えている。


第一に
儒仏道の日本への伝来ルート・歴程
および
その日本社会への影響を学び、
儒仏道の現在の日本の様態を検討すること。


第二に
日本の朱子学・陽明学・復古神道・武士道など
日本独特な哲学思想を理解したい。


第三に
日本の生活文化・政治文化・学術文化を含む
日本文化の初歩的な理解をしたい。


第四に
読み書きや会話を含めた日本語も学びたい。


今回の招聘研究の機会は非常に貴重なものであり、
この機会を利用して、多くの日本学者から学び、教えを請いたい。


できるだけより多くの日本の学者と接触することは、
よく日本の社会文化を理解することになり、
私にとって、将来的にさらに一歩すすんで
日本の哲学と日本文化を研究する基礎となるだろう。


今回の研究を通じて、
日本の儒仏道に関する論文と
日本の社会文化に関する研究論文を完成させたいと考えている。



以上